カテゴリ:本
アドラー心理学が、昨年ブームになり、書店でも関連した多くの本を見かけました。
遅ればせながら、その中の『嫌われる勇気』という本をようやく読み終えました。 心理学の中では、フロイトという学者が居て、フロイトは原因を探っていくのに対し、アドラーは目的を重視するようです。 本の中で印象に残った箇所は、赤面症を治したいと来訪した女性のこと。 その女性は、赤面症を治すのが目的では無く、人から嫌われている理由を赤面症にしているだけだったことです。 だから、赤面症を治すのでは無く、人に嫌われると思い込んでいるのを治す事が先決です。 過去の失敗や原因を突き止めるやり方では無くて、与えられた環境や、自分の特長を最大限に生かして生きるのが大切です。 世の中のあらゆる問題は、対人関係が絡んでいる、というアドラーの理論もわかるような気がしました。 直接、話したりしなくても、人と比較することで悩みが生じるからです。 引き続き、アドラー心理学に親しんでいこうと思います。 嫌われる勇気 [ 岸見一郎 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.27 14:02:48
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