カテゴリ:介護関連
NHKは、日曜の夜に深刻な内容の番組を放送するのは以前からなのですが、今回は生活する上で誰もが直面するかもしれない介護問題から生じる介護殺人がテーマでした。
親が、妻が、夫が認知症になった。暴言を吐いたり、徘徊したり、下の世話が必要になったりして、誰かの世話にならないと生きていけない状態になった時に、家族がどうするかその選択を委ねられます。 介護認定を行い、デイサービスの申し込みをする、お金がある人は老人ホームに入所することになりますが、すべての人が入所出来る訳ではありません。 でも家族がそのような状況になった時に、出来る限りやってみようと思う身近な家族も居るのです。 やりたくないけど、やらなくてはならない場合もあります. それは親子だから、夫婦だから、家族だからです。 でも負担が大きく、介護者自身が疲れてしまうのです。 仕事をしていたら、仕事にも影響を及ぼします。 何故なら、夜の時間はヘルパーさんは来ないから、在宅介護だと、ヘルパーさんが居ない時間は家族が面倒を診なければなりません。 仕事をしていない子供や、妻や夫なら大丈夫かと考えるのも間違いで、介護にどっぷり浸かり外の世界に触れ合わないことで、逆に介護者が追い込まれてくるのです。 家族の中で、介護の知識や実践に長けた人は少ないと思います。今後どうなるのか見えない介護生活は不安になります。 そのような人は、介護を真面目に捉えてはいけません。まず自分の生活有りきで考えるべきです。 自分が潰れたら、殺人という最悪の事態になる危険性もあるからです。 今の介護制度は、要介護度が低い人は、お金を出さない限り、満足なサービスを受けることが出来ません。 今、介護の必要がない人も、今後家族に迷惑を掛けないように、生活を整えていくしか予防はないと思います。 あと、介護殺人になりそうな実態を、行政や介護サービス施設等もしっかり把握して頂くようお願いしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.04 06:43:50
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