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カテゴリ:弦参(ツル・サン)のひとりごと
6月15日(木)
出勤したら、オフィスの電気が点いていたので、たぶん総括主査だろうと思ったらそのとおりだった。 今日は沿岸市町の担当者を集めて漁業センサスの説明会。 早朝から来ているということは、昨日はノー残業デーで強制退庁の日なので、やり残しの仕事があったのだろうが、おれが認める優秀な上司が説明会当日の朝に早出出勤して雑務をこなしていること自体、おれのグループの業務マネジメントができていない、ということ。 上司は優秀ゆえ、課長補佐も部下もみな頼りきり。恐らく通常の3倍の業務をこなしていると思う。 しかも。 時差出勤で早出している他のグループの職員、彼は恐らく上司と以前同じグループだったのだろうか、結構早朝に二人きりで話し込んでいる場面を見かけたことがあった。 彼には悪いが。 上司は雑務をするためにおれよりも早くオフィスに出てきてるんだから、いくら自分が愚痴を言いたいからと言って、それは察しろよ! おれはいつも通り、非常階段トレを終えてオフィスに戻り、本家おそうじ大臣が今日も財テクのようなので、当番ではないが湯をポットに入れに行った。 そのあと、コピー機に印刷されていた大量の資料を手に取り、上司の後ろのテーブルへセットする。 資料の仕分けは、見ていたらだいたいわかる。 おれは指示されるまでもなく、資料の仕分けと整理の作業に入る。 上司は申し訳なさそうにしていたが、おれは8時出勤なので、今から仕事して当たり前。 なんでもご自身で抱え込んでしまうヒトなので、部下にやらせるような雑務でもご自身でやってしまう。それがわかるだけに、おれは見て見ぬ振りができなかった。 総括主査も心得たもので、資料の目次と部数だけを記したペーパーを渡してくれた。 おれにはこれで十分。 不具合が生じた時にのみ、上司に相談すればいい。 「ここは全部任せてください!」 おれはそう言い切って、作業を始める。 参事が出勤してきて、総括主査に「今日の会議資料、ご苦労様です」とねぎらいの声を掛けていたが、いや、違うやろ? 優秀なヒトがわざわざ説明会当日に切羽詰まった状況で作業をしに来ている、そこまで追い詰めたのは誰やねん? 参事はおれにもねぎらいの言葉をくれたが、正直なところ、そんなリップサービスに応じる暇はない。おれは、ガン無視して作業に没頭した。 上司たれば。 部下が時間外に慌ただしく作業をしているのを見たら黙っていること。作業が終息して初めて「お疲れ様」とねぎらう。おれらの立場だったら、そうして欲しい。 課長補佐も出勤してきて言葉かけがあったが、同じくガン無視。 それに、大量の資料を8時から捌きはじめ、一人でチェック作業もやっている。 資料を整えるにせよ、時間の余裕もないのでダブルチェックができない。 ゆえに、一発勝負。 久しぶりに、緊張したよ。 失敗が許されない。 だから、若い同僚が手伝いに入ろうとしたのをおれはあえて制止した。 今他人に割り込まれたら、もしあとで部数誤りがあったりしたら、捜索が困難になる。 元超一流工作員のおれでさえ、この作業の終息を診たのは2時間半後。 で、作業が終わってから、参事がおれのとこへお礼を言いに来たが。 おれは逆に「総括主査が当日まで作業をせなオカンような環境はおかしいのとちゃいますか?グループ内マネジメントができてないですよ!」 言ってしまった・・・ まあええ。本音やし。 午後からはおれ一人留守番。 気ぃ楽やったわ。 説明会は17時までだが、おれは遠慮なく4時半から男。 まっすぐ帰宅し、洗濯、次いで夕食弁当詰め。 今から部屋のおそうじ大臣そしてギター練習。 フリーのプライベート時間を有効に使おう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.15 19:48:13
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