寅さん
ものっすごい特定されそうでなんですけど、うちの劇場では、今「男はつらいよ」の一作目を上映しています。昔を懐かしんでいらっしゃる年配の方や、比較的若い方まであらゆる方が見ていかれるのですが、そのなかに今日は「寅さん」がいました。どういうことかというと、この方も若い方だと思いますが、まんま寅さんの格好をして見ていました。帽子にジャケット、しっかり腹巻をし、でっかいキャリーバッグっていうんでしょうか。ゴツイバックを片手に持ち、さらに下駄も履いていました。スタッフはもちろん、周りのお客さんもビックリした様子でその方を見ていましたね。グッズを買いに来たとき、ちょうど僕は売り場にいて接客をしましたが、しゃべり方もどことなく似ていました。「死ぬ時はこの格好で棺おけに入るんだ」ともおっしゃっており、心の底から寅さんを愛しているんだなと、ある意味感心してしまいました^^たまぁに映画に出てくるキャラクターのコスプレをしてくる方がいますが、ここまでなりきっているのは初めて見ましたね。本当なのかどうなのか、そのお客様は柴又から来たと仰ってましたが、ぜひともまたいらしてほしいものです。