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昨晩、晩酌をしながらビデオの録画一覧から一つの番組を選択。 『ホムカミ〜ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り〜』 という名の初めてみる番組。 11月3日の日曜日にTBS系列で放送されたものだ。 新聞の番組解説欄に「マラソン五輪銀メダリストのエリック・ワイナイナがケニアに里帰りし・・・」 とあったので、ワイナイナが出演するのならと、 取りあえず録画予約しておいた番組だった。 気さくに誰とでも話してくれるフレンドリーなワイナイナのファンとしては当然なことだ。
番組は毎回、日本で暮らす外国人がその故郷に里帰りし、故郷のお国自慢を紹介する。 今回はたまたまエリック・ワイナイナの出演。
オリンピックのマラソン銀メダリスト、エリック・ワイナイナが、親善大使のノッチとともに故郷ケニアに里帰りする。20年にわたり日本の実業団で活躍してきたワイナイナ。 家族の希望を背負い懸命に頑張る少年ランナーたちの姿に、少年時代の自分の姿が重なるワイナイナ。そこにはさまざまなドラマが...?
ケニアのナイロビ空港から実家のある村へ移動。 まるでサファリパークの中を移動する様だった。 実家では家族や親族そして地域住民の歓待を受ける。 番組の一番のシーンは日本に連れて帰る一人の少年ランナーを選考する5キロ走。 将来は必ずオリオンピックのマラソンで金メダルを取れる逸材と期待し、自分の実家の一室を提供してトレーニングさせている17歳の少年。そして、選考会当日見つけた16歳の少年を含めた4人が走る。 16歳の少年は練習場近くの小屋を間借りしそこで自炊しながら練習を積んでいた。小屋は豚小屋のように汚く小さい、食事は外で取ってきた草を煮て食べていた。ワイナイナはこの小屋を見て思わず涙した。 「自分と同じ・・・」 20年前の自分の姿が甦ったのだ。 ワイナイナもそれ程までに貧しい生活をしていたのだ。このシーンでワイナイナが涙するのは少し衝撃的だった。富も名声も勝ち取った、一流アスリートの流す涙はこれを見るものに感動を与える 選考レースは16歳の少年が勝った。大切にしているレース用シューズに履き替えて走っての勝利だった。しかし、そのシューズの親指の部分には大きな穴が空いていた。レース後、ワイナイナから新品のシューズを貰い本当に嬉しそうに走っていた。穴の空いたシューズより明らかに速そうに見えた。
その16歳の少年、名前は 『 アイザック 』 。 この番組の放送日と同日に開催された 第8回湘南国際マラソンの10キロ部。 オープン参加選手として10キロの部に出場。 何と優勝選手より1分以上早い 30分31秒で駆け抜けた。
2020年、東京オリンピックのマラソンゴールドメダリストは 『 アイザック 』 ? 日本マラソン界にワイナイナ、ワンジルらに続く、強敵がまた出現する
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Last updated
November 8, 2013 10:47:52 AM
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