なんしか今、お父さんお母さんの間で「中学受験」な話題になるそうな。
なかには「中学受験ウォーズ」なんて言葉もあるとか（ホントか？）

確か日記に書きましたが、親戚の小6の女の子がテスト前に午前2時半（！）まで勉強してたり、まあお姉ちゃんの真似をしているんでしょうけど小3の妹まで「私立中学受験する」なんて言ってやがる。

ワタクシの頃小学校から、中学受験したのって全校で一人、それも最低レベルの馬鹿大学の付属校。そもそも「中学受験」って「概念」自体存在してなかったような。ホワイトカラーしか住んでない新興住宅地ででもですよ。まあ、神奈川は高校が「公高私低」で公立学校の方が私立学校より明らかにレベルが高く、公立中学→公立高校→有名大学ってのがフツーでワタクシもそのクチ（当時ですよ当時）。

中学行くのに受験するってナニ？って世界でした。
まあ、この「受験ウォーズ」も「都市部」限定の話かもしれませんね。だって地方から有名中学受かっても中学生から「寮や下宿」はちょっと可哀想ですものね。

そんな中、ビックリするような会話を耳にしたのです。ワタクシが通っているプールでのスイミングスクールのコーチと小6の男の子の会話です。（以下、コーチはコ。男の子は子と書きます）


コ　：おい、〇〇（子の名）、今日プールから帰ったら何するんだ？

子　：大学受験の勉強。

コ　：え？お前中学受験終わったばっかなのにもう大学受験の勉強？（この男の子は新学期から慶応大学付属中学に通うようです）

子　：だって慶応じゃ行く学部限られちゃうんだもん。

コ　：でもエスカレーター式で（慶応）大学行くときラクできるように中学受けたんだろ？

子　：違うよ、いい大学行くためにいい中学選んだんだよ。

コ　：どういうこと？

子　：だって慶応大学ってさ付属からでは行きずらい学部があるんで、早稲田とか東大目指すときに有利　　　　　　　　　　　　　　になるように慶応中学選んだんだよ。もっと上じゃなきゃ。

コ　：なら、東大よりもっとレベルの高い大学が中国とかにあるじゃん。お前中国の大学行けよ。お前中国語完璧じゃん。

子　：えー、今から（繰り返しになりますがこの子は小6です　^^）大学レベルの中国語ってメンドくさくね？

うーん、何でしょうこの宇宙の会話みたいの。確かに富裕層の多いエリアではありますがこんな会話が普通に小6の間で繰り広げられているんでしょうか？
ってこの会話についてこられなかったらアウトなんですかね？まあ、コドモ世界の話ですけど。

なんだか今の子こわー！小6ったらワタクシ「肥溜めに落ちたり」してた頃ですよ。あと「道に落ちてる犬のウンコの周りに円陣組んでバクチクをウンコに仕掛けて誰にウンコが飛び散るかのロシアンルーレット」やってた頃ですよ。

え？我々の頃1クラス45人とかいましたよ。少子高齢化で競争率ダダ下がりの今、この会話？

あえて富裕層に限ったハナシじゃないのかもですが、今の世の中で「抜きん出る」にはこれが当たり前なんでしょうかね？何回か書いてますが「発達障害の学習障害で字も読めないくせに勘とテクニックだけで大学卒業したワタクシ」。今小学校だったら確実に「特別支援学級」行きですな。ああ、今コドモじゃなくてよかった。こんな生活羨ましくもなんともねえ。

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