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カテゴリ:徒然うさ
少し前、某銀行の女性職員が十億円近くのお金を詐取したとの報道がありました。
なぜそのような事が可能なのでしょうか。 できれば私が銀行員の頃に教えて欲しかった。 銀行を去った今となっては、“私に貢いでくれる女性の見つけ方”か、“私の言う通りに動いてくれる女性の作り方”を見出すしかありません。 かつて私は、女性は天使、女神、観音様のような存在だと信じていました。 悪くても、犬や猫の仲間だろうと思っていました。 その後、幾多の苦い経験を重ね、ライオンかハイエナの仲間ではないか、と疑う段階を経て、怪獣やゴジラの類いだと気づいたとき、ついに真理に到達したと思いました。 暴れる怪獣を相手にして、打つ手はない。 女性との付き合い方を考えても無駄だ。 こう思いました。 「どうして私のような善良で弱い男を平気で踏み潰せるのか」についての疑問が氷解した瞬間でした。 しかし、あるとき米国のテレビ番組(ディスカバリー・チャンネル)を見てから、私の認識は一変しました。 それを見たのがいつだったのか憶えていませんが、私が経済問題に悩むようになって以降のことだと思います。 さらに絞り込めば、私が女性問題に悩むようになって以降ですから、ここ四十年以内の放送だったのでしょう。 その番組は、冷戦時代に東ドイツの諜報部が西側の女を、どうやってスパイに仕立て上げたかを描いたドキュメンタリーでした。 その方法は、狙いをつけた女に男性諜報部員が接近して、恋に陥らせ、スパイ行為を働かせる、という古典的な手口です。 元諜報部員の証言によると、狙った女は、ほぼ100パーセント恋に落ちたらしいのです。 これを見て、ぜひ知りたいと思ったのは「どうやって狙った女を恋に陥らせることができたのか」ということです。 その諜報部員がハンサムだったのなら、まだ解ります。 ベッカムがモテるのは仕方がありません。 納得は出来ませんが、あきらめはつきます。 しかしテレビで見た限り、誘惑した諜報部員はどれも、私と似たり寄ったりのサエない男なのです。 そういう男が、富豪、医師、IT企業の社長、ベッカムなどを装いもせず、狙った通りの成果を挙げたのです。 私がテレビに釘付けになったのは、私を知る人なら容易に想像できるはずです。 その具体的な手口を、私以外の全男性に代わって知りたい。 もっと知りたいのは、どうやってスパイ行為を働くように説得したのか、ということです。 たとえ女性が恋に落ちても、男のして欲しいことをやらせるのは至難の技です。 第一、頼みごとが尋常ではありません。 西側の女性に祖国を裏切って、重罪を犯してくれと頼んでいるのです。 しかも、尋常な相手に頼むのではありません。 「ちょっと新聞を取って下さいませんか」というささやかな頼みごとでも、言うことをきこうとしない女性が相手なのです。 番組によると、親密になって数ヶ月たったころ、「スパイをしてくれないと、もう会えない」と言って、女性にスパイを働かせたといいます。 しかし、これでは何の説明にもなりません。 かりに私が、「新聞を取ってくれないと、もう会えない」と言っても、相手の女性を喜ばせるだけでしょう。 私が女性に踏み潰されているのは、たぶん、女性との付き合い方が適切でないか、女性が適切でないか、私が適当でないかです。 その答は、私を知る人なら容易に想像できるはずです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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