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CFPマーガりん先生                     ハッピービジネスブログ

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2005/03/23
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カテゴリ:金融
英国=イギリスでは、保険の二次市場というのがあって、
保険会社以外に自分の保険をブローカーを通じて売ることが
できるそうです。(機関投資家も個人もそのブローカーから
保険を買い取れます)

日本人は購入できないんですけど、ファンドとして購入することは
可能です。

金融機関Tさん(英国在住経験者)とやり取りしていて
ちょっと勉強になったので、日記に載せさせていただきます。

英国では、20代で親から独立し一人暮らしを初め、二人暮し、出産、子供の成長
、子供の独立、所得の変化などの理由からライフステージに合わせて住み替えてい
くのが一般的だそうです。

その時に家を借りるのではなく、買うというのが特徴です。
若年で家を買うときには資金を金融機関から借ります。(これは日本と同じですね)

英国はバンカシュランスの国で金融機関では保険とローンを同時に扱っています。またIFA=独立系の金融機関が発達していて、ローン返済に対する助言もIFAの大きな役割です。

住宅ローンは日本のように元利金等返済もありますが、ある時ローンと同時に養老保険(EP)を契約し満期時にローンを一括返済(借入期間中は金利のみ返済)という方法を考案し広がってきました。

EPの満期受取額をローンに見合うように設定し、金利と保険料を払っていく
と、元利金等返済よりも月々の負担は小さかったでしょう。ただし予定利率ではな
く、ターミナルボーナスはあくまで期待であるため満期時受取額がローンを上回る
か下回るかは、満期になって見ないと分りません。

しかし、家の買い替えは人生で平均5回から10回、数年で買い替えをするとした
ら25年契約を続けるよりも、月々のキャッシュフローを軽くするほうが優先される
のが英国人気質だそうです。

例えば所得が増え、子供も育ち家の買い替えをして、10万ポンドの家を買った
とします。もとの家は10年前にローンを借りて5万ポンドで買いましたが、
住宅価格の上昇で6万ポンドで売れるとします。

また、この時5万ポンド返済のために加入していたEPは解約価値は7000ポンド、
ブローカー買取り価値は8000ポンドだとします。
EPは続けることももちろん出来ますが、家の売却益とEPの
売却で1万8000ポンドの手元資金が出来ることになります。

今度は10万ポンドの家ですが、1万8000ポンドを頭金にするとローンは9万2000ポ
ンドとなり、今度は25年後に9万2000ポンドになるようなEPを買います。EPと家の
ローンは一体化している必要はありませんが、このような使われ方は非常に一般的
であり、住宅の買い替えが増えるほど、EPの見直しも増加します。

この仕組みは所得が下がり保険料負担(間接的なローン負担)が高くなれば、
安い家に住み替えるときにも当てはまります。

さすがTさん、ちょっと感動。

私は非常に勉強になって、なんだかいろんな金融商品があって、ますます
グローバル化してきて、わくわくしますね。

もってもっと勉強が必要です。





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Last updated  2005/03/26 02:00:16 PM
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