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神社☆エール!頑張れ日本神霊界

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瑚☆月

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日本列島”岩戸開き”… 【 たまのを 】さん

2024年5月17日、ハチ… 塩見直紀(半農半X研究所)さん

ぷち・すぴ ぴ子さん
ゆっくり歩こう♪ さいころりん♪さん
2011.07.08
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言葉なきもの、世に存在せぬとされるものを “耳で視、目で聴く耳視師”月櫻。

天に想いを馳せた後、地を思い出す。



4月某日の事。
今年はどうしてもとことん桜を愛でたく…。

法隆寺の後、もう一回何処かに行きたいと思いつつ、
時間がとれたのは、もう4月も中旬を過ぎてからであった。


平年であれば、もう桜も終わりを告げし頃だが今年は違っていた。
地のエネルギーを応援するがごとく、
人々の浄化を応援するがごとく、


奈良でも山ぞいの南の方はまだ桜を愛でる事が出来るとの事だった。




何処に行こうかと、ネットで検索していると…。
『ここに来られよ…』と、呼ぶ声がする。



そこに映っていたのは仏隆時の千年桜であった。
http://www.guitar-mg.co.jp/title_buck/29/butsuryuji/sennenzakura.htm


訪れたその日は晴天であった。


千年桜は奈良県下最古の桜であり、
その一つの根元からは11本の枝に分岐し、まるで地から噴き出したかの様にみえる。


桜を愛でに来たのだが、
愛でる前に「来い」と言われた処に先にまいる事にする。



『空海の高弟・賢恵が創建したと伝わる古刹』の小さな山門をくぐる。
境内に入ると、すぐ横に神社があった。


神仏習合の現れであろうか。
神社の方にいくと、寺に上がる道とは別に、まっすぐに小高い丘を登るように階段があった。



寺の道と神社の道。
「二本」の道に心が惹かれた。


階段を上ると、神社の入り口には巨大な切り株があった。

H23.4.17千年桜 001.jpg

「私を呼んだのはお主か?」
月櫻はそうつぶやくと、そっと切り株に手を置いた。



『…つ…なぐ…』
かすかに聞こえる声はしかし、か細く、多くを語る力ももはやつき果てそうな感じであった。


「何かをつなぐのか?」
耳をそばだて、声を視る。



『…み…た・・・・す…』

満たす?



木や花は、己の為の養分や水分を吸収するほかに、根でその地のエネルギーも汲み上げる。
そして、桜を代表するように、花が咲く時にそのエネルギーを放出するようだ。



花の名所や巨木がある場所に神社仏閣が多いのは、
神域にて人によって守られている以外に、
古き神社仏閣は、地脈を読んで建てられている…という事も影響しているのだろう。



ここにも、どうも龍脈の様なエネルギーラインがあったようだ。
それがこの木が切られる事によって寸断された形になったようだ…。



満たして繋げろという。
「はてさて…、いつも彼の方々は気軽におっしゃるものだ」



月櫻は苦笑しながら、
古株に両手をあてた。



流れ込む、木の哀しき思いを浄化する。



切り株は直径は1m以上あるであろうか。
かなりの巨木であったと思われた。
それこそ千年桜と対になるであろう木であったに違いない。


切り株は千年桜を求めていた。



寺と神社。
二つの道。
二種の古木。




二つが一つになる場所。
それがここか?













「で、上手く行ったの?」
奈桜が尋ねる。


「やったつもりだが、「上手に」かは判らん」
月櫻は苦笑しながらそう言った。




「さぁ、仕事も終わったみたいだから桜を愛でよう」




奈桜が、花見にはあそこがいい!と行った場所は、
ちょうど寺の丘の向かいにある丘の中腹であった。


大勢のカメラマンがいると言う事は、
いいアングルがとれると言う事だろう。



二人は丁度奇麗に桜と山が見える場所を得て、そこに座った。




空は青く。
雲は白く。
穏やかな日差しは気持ちを清々しくさせていく。


山の空気を味わいながら、ぼ~っと見ていた月櫻の目にある物が浮かび上がってきた。


それは今までただの雲だったものであった。



みるみる形をなし…。

H23.4.17千年桜 032.jpg


そして、
くっきりと二本の膝が現れた。

H23.4.17千年桜 033.jpg


歩いている?

H23.4.17千年桜 036.jpg


その巨大な姿。


もしや…



おい。
だいだらぼっち様か?



そうだ、
という声が響いた。





なんと、地脈が繋がった証を見せてくれたのか。
なんと彼の方は読者思いか。



見事な具現化に言葉もなかった。






昔、



「もののけ姫」という映画を見た。
不覚にも号泣した。
泣いた理由は、主人公の二人の事はそっちのけで「だいだらぼっち」の姿が具現化されなくなった事であった。



こうやって、
こうやって、


また一つ、大いなる自然霊が消えていったのだ。



消えていった。
消えていった。


そして、後には「野」だけが残る…。



その刹那さに、失われたものが二度と戻らない悲しみが胸に湧きおこり、
どうやっても涙と嗚咽を停める事が出来なかった。




しかし、今…、彼は再び立ち上がった?。
そして進んでいく。

何処へ?

H23.4.17千年桜 038.jpg


ふと、頭の上の太陽を見ると見事な内暈が…。
欠けのない完ぺきな環であった。

H23.4.17千年桜 034.jpg


月櫻と奈桜はしばしその環に見惚れてしまった。
そう言っている間に、ゆっくりとだいらだぼっち雲は進み。



「え・・・・・????」




太陽は彼の頭になった。

H23.4.17千年桜 039.jpg



4月某日の思いでを、日本の精霊に敬意を表し
耳視師・月櫻、ここにその姿をしたためし候。



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Last updated  2011.07.09 10:33:43
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