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神社☆エール!頑張れ日本神霊界

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2011.11.11
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カテゴリ:ほんの日常から
何がチェンジするのかしたのか分からないまま、
今度も叔母の希望で2kmほど先の酒船石遺跡を見に行くことになりました。



途中、昼ご飯がわりにお茶をしたり、遺跡に向かう通りに並ぶお店を覗いたりしながら、のんびりと歩いていると…。




いつの間にか後ろからお囃子の音がします。





山車にお神輿、運ぶ子供たちの声を、号令をかける大人たちの声が、
さわやかな秋の日差しの中で賑やかに響きます。
秋祭りのようです。



遺跡に向かう道は飛鳥寺に向かう道でもありました。
そこはずっと一本道ながら細めですので、どちらかと言うと道の真ん中を歩く私達二人(正確には叔母の横を連れ立って歩いたら道の真中だったという感じ)。



どちらかというとのんびり歩いている私たちの後ろを、
これまたのんびりとお祭り行列がついてきます。







どこまでも
どこまでも





え~っと、もしかして露払いしてます???。
一本道ですから、一緒になるのも分かるのですが、
ゆっくりゆっくり歩いている私達の歩行速度を考えると、
普通はもう追いぬいて居られると思うのですが?。

と、視線をちらっとお神輿の方に移すと、
そこには白髪に長い白鬚を蓄えた翁の神様が乗って居られました。



そして「あ、いらっしゃる」と私が翁の次元にコンタクトがとれた瞬間、
翁は私にこう申されました。




『復縁したいのじゃ』




誰とぉぉぉぉぉぉ?????????????。←



突然の思いもしない願いに、
流石にびっくりする私に翁は続けます。





『姫を迎えに行って頂きたいのじゃ』



何処にぃぃぃぃぃ?????????????。←



いや、ごめん。
私達はこれから酒船石遺跡に行くので、何処でも寄れないのですよ。
そう言うと、翁は…。



『いや、そこじゃから』




・・・
・・・


あ・・・そうなんですか・・・。




けどお酒作ったとかいう遺跡だけど。
というか、お姫様迎えにとかどうやったら良いのか分からないのですが…。



そう思いながらも、せっかくの翁の頼みです。
出来るだけ頑張ってみよう。


そう思いました。



私達が遺跡に向かうために公園口から小山を登り始めた時から、
お神輿隊はその公園口で一休みを初めました。



そして私が仕事を終えるまで、ぴったりと…。
翁はそこで姫を待って居られたのでした。





酒船石遺跡に着きました。
酒船石は『酒を造る道具、あるいは薬などを造るための道具とも言われ諸説あるが定かではない』と説明にあるように、私にもそういうふうに見えませんでした。



どちらかと言うと「酒」よりも「船」という言葉になんとなく引かれました。



かつて日本の古代神の中には、石船に乗って空を航海していた一族が居られたのです。



どうもそっち関連の様な雰囲気がしますがよくわかりません。
「手を当てろ」という所にそっと手を置きます。


浄化というか、何かしている感があるのですが、ノーイメージです。
これもメタモさんでしょうか。
ほんとに作った人が人だからか、凄いですわ。
…使っているのか使われているのか(遠い目。。



そして、一段落ついた時、目の前に綺麗な姫神様が居られたのでした。




>姫?。翁がお待ちですがお連れさせて頂きますか?


姫が頷かれましたので、
私が神輿になりまして、姫をお乗せ致します。


叔母が「帰りはこっちの道から帰ろう」と、脇の小路を指さしました。
叔母は特に見えるという人では無いのですが、直感が鋭いと言うか、
強運の持ち主です。


皆様は結婚の引き出物の車とか新郎新婦が乗った車は、
けっしてバックしてはいけない…という習わしをご存知でしょうか。


正に、小道を行くことは「後戻りをせずに本道に出る」方法だったのです。
ナイス叔母!。




本道に戻りました。
休んでいるお神輿隊の100m程手前に出てきました。



そこはとある宗教の館の横でした。
一応神域な為か、姫はそこでお降りになられました。
私たちは石舞台の方角に戻ります。



すると、ゆっくりと休憩を終えたお神輿隊が後に続くように再び動き出しました。



そして、神輿が姫の横を通る時に…。
姫は神輿に乗られたのでした。



やっと貴女と共になれた。
やっと貴方と出会えましたね。



神輿の上で手を握り合う年老いた翁に美しく若い姫神。
翁神の喜びはひとしおで、涙が流れて居られるように見えました。



姫神は古き神にて、時の信仰と文化の変遷により別次元の居られたのか?。
それとも、男性原理主義に封印されたのか。
姫の時は止まっていたかのように、若く美しいままでした。



しかし、引き離されたか、一度は自ら別れたのか?
男神の方は翁の姿になる程に時は流れに流れ…。
一体どれだけの月日を一人で過ごして来られたのでしょうか?。



そして…、今やっと夫婦として元に戻ったのです。



後ろを振り向きながらそう考えると、
男神が過ごしたであろう時の流れと人の世の流れに感無量になりました。





そのまま私達は一軒の和物の店に入りました。




ゆっくりと、やっと神輿は私達を追い越して行きました。
店の中から格子窓を通して、軽く会釈します。



しかし顔を上げた次の瞬間、目に入った情景に驚きました。






美しく若かった姫の姿は老婆に変わっていたのです。




唖然として驚く私に、姫はこうおっしゃいました。
『夫が力を取り戻せるまで、私も夫と同じ姿になりましょう』…と。






~高砂や この浦舟に帆を上げて、この浦舟に帆を上げて






能の『高砂』 (たかさご) は、相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、
人世を言祝ぐ大変めでたい能です。
また、披露宴でもよく唄われる祝い唄でもあります。
そして、この唄には「夫婦和合の妙(ハウツー)」が込められていると言います。



互いに手を握り合った翁嫗の二人は、
秋の日差しの中、お神輿に揺られ寄り添っていきます。



美しいおのが姿より、相手の労を思う。



共に過ごし、支え合え無えませんでしたね…。
だから今は姿だけでも貴方と同じになりましょう。
貴方の所まで降りましょう。
夫婦ですから。


そう姫の思いが聞こえたような気がしました。


~高砂や この浦舟に帆を上げて、この浦舟に帆を上げて・・・・
~あひに相生の松こそ めでたかれ ・・・・・・・




~君の恵みぞ ありがたき




~君の恵みぞ、



~ありがたき。




二人の姿を拝見して…。
今度のチェンジングは、男性原理から女性性の復活とか、
そんな政権交代の様な「どっちがどう」という感じではなく…。


『和合』


という、さらに上へのシフトだったのでは無いでしょうかと…、
そう思ったのでした。



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Last updated  2011.11.12 00:40:10
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