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書聖、王羲之(おうぎし)※を見られるなんて!!!!!
最高傑作「蘭亭序」をこの目で・・・。 書道をやったことのある人なら(やったことのない人でも名前くらいは)知っているでしょう。 ※楷書、行書、草書の三体を書き分け、歴史上初めて書を芸術の域に高めた人物として「書聖」(しょせい)と呼ばれ尊敬されています。西暦300年頃の人。 感激で、一杯飲んで心を落ち着けてからでないと対面できません。 北京故宮博物院収蔵の書跡の名宝、計65点(国宝含む)が、 今な・・なんと。 地元の江戸東京博物館に来ているのです。 「蘭亭序」とは蘭亭で名士42人を招いて催した曲水の宴で詠まれた詩編に自らしたためた序文なのですが、これがイイ!もちろん宴会のその場で書いたものだから、訂正とか書き直しとか・・・あるのですが、伸び伸びとした気負いのない美しい力強い筆の運びや、彼が何を考えていたのかという内容まで含めて、世界の宝です。 ※王羲之の真筆は残っていません。全部写しです。唐の第二代皇帝・太宗皇帝は、王羲之の書を崇拝し、めちゃめちゃ収集しました。最後は愛着のあまり、自らのお墓に集めた書を一緒に埋葬してしまいました。 (後代の書道ファンからひとこと。「ばかやろー!世界の宝をひとりじめするな!」) そのほかにも、蘇軾・黄庭堅・蔡襄。 これが酔わずにいられましょうか。 で、 泣きました。 美しいとか、世俗的な言葉では言い表せません。 ホンの少しだけ書を勉強した身です。 写本を手本に何十回書いたことでしょう。 1700年まえに完成した芸術を 私たちはまだ追いかけ続けているんだなあ。 ええっと。 書道をやったことのない方向けにちょっとだけ説明っぽくなりますと、 この作品がすばらしいのは、何ものにもとらわれていない強く自由な精神が、そこに表れているんです。宴会を行っている庭園の美しい風景まで見えてきそうなんです。文字の間から。 ちなみに、常設展示室も「リアル日本橋」とか 体験型展示とか(実寸大の江戸から東京までの町並みや建物の再現、東京大空襲時のものすごさを語る展示物各種まで)いろいろと家族で・年代を超えて楽しめるのです。 お土産屋さんも充実してるし、 レストランも美味しい。 丸1日遊べます♪ 特別展「北京故宮 書の名宝展」は 9月15日(月・祝)まで。 江戸東京博物館 1階展示室 〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1 店長拝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月31日 21時59分43秒
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