紅子のセレブなグルメ日記

当初の予報と変わって、雪も降らずに良く晴れた一日。午前中は結構寒かったけど、日中はまあ、冬だし、と思えるぐらいだったのでこんなものかな。

そんな中、面白そうな物産展があったのでお出かけ。向かったのは日本橋三越本店。こちらで今日からスペインフェアなるものが開催されるというので覗きに行ってみることにしました。

少し前にチラシが届いていたので、予習は万全。初日なのでにぎわっていましたが、他のフェアに比べると比較的すいているほうだと思います。

チラシで気になっていた商品の実物を見て、やっぱり美味しそうだったので、すべて購入。食べるのが楽しみです。

お目当てのものがＧＥＴできたので、イートインの方へ移動。１１時からのオープンだったので、１０分前ぐらいに行ったのですが、すでに１５、６人の人が待っていました。

最初はこちらのイートインで食べるつもりはなかったのですが、今回出店してきたゆきむらというお店のオーナーシェフの方は、在スペイン日本大使館料理長を経て「エル・ブジ」ステージに参加したという経歴の持ち主で、宮城にオープンしたレストランも評判だということなので、それなら、と思って食べてみることにしました。

狭いスペースだったので、ドキドキしましたが、どうにか１クール目に入ることができました。メニューはＡｏｒＢセットの２種類のみ。Ｂセットのドリアが非常に気になったのですが、そちらは他のがあまり得意でなかったのでＡの方にしました。

初日とあって、勝手がつかめないようで、お料理が出てくるまで２０分以上かかりました。そうして、ようやく運ばれてきたお料理はこちら。

Ａセット。 お料理＋パン付き。ワンプレートでお子様ランチ的な構成でなかなか美味しそう♪

では、実食！！

シーフードとカブのマリネ。サラダ菜の上に帆立とカブのマリネが乗っけられていて、プチトマトとネギのようなものがトッピングされていました。マリネといっても酸味はなく食べやすいです。ホタテのプリッとした食感はよかったのですが、カブがねっちょりというかブヨっとした食感であんまり好みの食感ではなかったです。

シーフードのパエリャ。サフランライスで黄色く染まったご飯の上に、ムール貝、蛸、海老、パプリカがトッピングされていました。海老が殻つきだったので、ちょっと食べづらかったです。ごはんはパラっとではなく、水分の多いリゾットよりの炊き上がりでした。芯が残ってなくて、私にはよかったですが、もう少しパラッとしていた方が好みかな。

パンコントマテとえび。バケットにニンニクを刷り込んで、角切りトマトを乗せたもの。イタリアンのブルスケッタと同じようなものです。そこに串刺しにされたトマトが乗っかっていました。海老はソテーしたものかな、塩味でシンプル。パンは普通で、ニンニクが抑え気味だったのでよかったです。 

牛ホホ肉の芋クリーム。ビーフシチューのような煮込み料理で、ナイフがいらないほど、ホロッとくずれるぐらいに煮込まれていました。デミグラスに近いようなソースに、お芋のソースが生クリームみたいな役割で、これは美味しかったです。

バケット。パンコントマテのパンと同じもの。ほんとにおまけのような量だし、お味もおまけ的でした。

決して不味くはないのですが、イマイチパンチにかけるし、前評判が高い割にはごくごく普通で、これぐらいのお料理なら都内にいくらでもあるかな、という感じがしました。

催事の出店なので、お値段の割には・・・的な部分が多かったですが、とりあえず食べられてよかったです。