紅子のセレブなグルメ日記

2016/12/19(月)08:27

クリスマスディナーは王道のフレンチで@CROWN

フレンチ(101)

朝は冷え込んでいたけれど、日中はこの時期にしては暖かさを感じた一日。1週間ごとに気温が変わるので、体が辛いですよね。今週は暖かいそうなので、クリスマスにはいいのかな。 そんな中、一足早いクリスマスディナーにお出掛け。向ったのはパレスホテル東京内にある、フレンチレストランのCROWN。ここの所クリスマスディナーは中華が多かったので、今年は久しぶりにフレンチで行こう、という事になりました。で、まだ行ったことのないこちらを利用してみることにしました。 パレスホテルは、旧館時代には何度か利用していましたが、新館になってからは2度目ほどです。新旧通してこちらのフレンチは初めてなので、どんなお料理が出てくるのかすごく楽しみに行ってきました。 少し早目についてしまいましたが、店内に案内していただけました。30から40人ほどの収容人数なので、それほど大きくはないですが、ホテルのフレンチらしい落ち着いた雰囲気になっていました。 窓際の夜景が綺麗に見える席に案内してくれて、まずはドリンクを勧められました。飲めないので、今回はフレッシュのグレープフルーツに。その後、お料理のメニューを持ってきてくれて、それと一緒におつまみ的なものを出してくれました。 左から、シナモン風味のカシューナッツ、オリーブの実、チーズのサブレ。一口サイズのものです。私はチーズのサブレだけ食べました。サブレですが、しっとりとした焼き上がりで、チーズの風味がしっかりとしていて美味しかったです。 メニューの相談をして、私はコース内容を変更。ツレはメニュー通りのものに決めてオーダーを終えました。 程なくすると、プレアミューズの登場です。プレアミューズは3種類いずれも一口か二口ほどの小さいものでした。 こちらはニンジンに見立てたもの。マスタードのムースを人参のゼリーで覆ったもの。人参の甘味とマスタードのピリッとした辛さがよくあっていました。 こちらはかぼちゃのパンナコッタ。カボチャの甘味が強く、ピュレもたっぷりだったので、南瓜感全開です。小さいけど、満足感の高いものでした。 鴨のパテ いちぢくのコンポート添え。私は苦手なのでパスしました。鴨の味がしっかりとしていて美味しかったそうです。 何れもかなり美味しいので、この後のお料理が期待できそうな感じでした。 パン。手前がブリオッシュで奥がチャパタ。キューブ型のブリオッシュはバターがたっぷりと入っている、かなりリッチな味わいです。チャパタは結構ハードですが、シンプルな味わい。どちらも下の売店で販売されているパンよりも断然美味しかったです。 そして、アントレの登場! ベルギー産フレッシュオシェトラキャヴィアポテトのムースリーヌを真鯛の燻製香で67℃で火入れした地鶏卵とクレソンのジュ。追加料金でこちらにしました。想像していたものとは全く違うお姿ですが、キャビアがいっぱい乗っていて、激しく美味しそう♪ では、実食!! 色々と難しい説明書きがされていますが、単純に解釈すれば、マッシュポテトの上に半熟玉子とキャビアを載せたもの。崩して食べてくださいと言われたので、崩して混ぜて食べました。丁寧につぶして裏ごしをしたポテトのムースリームヌは、バターも加わってリッチな味わい。クレソンの苦みを全く感じさせないソースとよく合っていました。卵の黄身がよいソースとなって、間違いない美味しさです。たっぷりのキャビアが豪華さも演出していて、贅沢な一品でした。 帆立貝とトリュフのベーコン巻き セロリラブラム酒の香るエスプーマ。ポワレした帆立にベーコンを巻いて、セロリラブの角切りの上にそれを置き、そこに帆立の紐から取った出汁を使ったソースをエスプーマ状にしたものが敷かれていました。ホタテの間にはトリュフ、トップには黒胡椒の入ったラングドシャがのっていました。まあ、手が込んでいてすごい!でも、お味は奇をてらったものではなく、安心して食べられる王道的な美味しさです。ホタテとベーコンの組み合わせは間違いないですし、ソースもホタテの出汁からなので、更に帆立の旨味が加わっていて美味しかったです。 途中で、パンのおかわりとして、パンワゴンが登場!!これは嬉しすぎる!!あれこれ悩みましたが、バゲットとアオサ海苔のパンをチョイス。バゲットはクラストがバリッとしていてかなり美味しいです。アオサ海苔はチャパタ生地で少しもっちりとしたものでしたが、ほのかに香るアオサの香りが魚介系のお料理とよくあって、美味しかったです。 そしてメイン!! スコットランド産オマールブルー:爪とレッドアンディーブのサラダパッションフルーツと共に 酸味の利いたリコッタチーズのクリーム クーのロティサフラン風味腕肉と色々な茸のラビオリ お花とハーブの可愛いタルティーヌジュドオマールブルー。長いですねえ(笑)コースのデフォルトでは、違ったオマールの調理方法と牛フィレ肉のポワレが入っているのですが、私はフィレ肉のポワレを外してもらって、アラカルトからのこちらのオマール料理に変更していただきました。コースではオマールは半身ですが、アラカルトだと、がっつり一尾分です。 ぷっくりとしたオマールの尻尾部分!!このお姿だけでもテンションあがります。食べてみるとナイフをはじき飛ばすぐらいの弾力がすごい! アップです。中心部はほのかーにレア。周りはきゅっと身が締まっていて、中心部はプリッとしています。食べてみると、オマールの甘味がお口に広がって美味しい!!上品な甘さのオマールブルーの方がやっぱり私は好き♪ソースは定番のアメリケーヌですが、こちらのはかなりスープ状に近いサラッとしたタイプでしたが、軽やかな味わいでこれもよかったです。 ラビオリの中にも細かく刻んだオマールの身が使われていて、オマール感全開でした。 こちらは爪の部分を使ったサラダ仕立て。パッションフルーツの酸味と種の部分が印象的でした。添えられたリコッタのムースとオマールの相性もよかったです。 フロマージュ各種。8種類ほどのチーズから好きなものを好きなだけチョイスできました。私は左から時計周りに、モンドール、エポワス、ブリー・ド・モー、カマンベール、フルム・ダンベール。大好きなモンドールがあって、一気にテンションアップです!このトローリとしたところがウマイ♪エポワスは初めてでしたが、少し塩分きつめな所はありますが、クセがなく美味しかったです。他のも流石なお味で、特にブルーに添えてくれたハチミツが、柚子と唐辛子を混ぜたものなんですが、これがブルーのしょっぱさによくあっていて美味しかったです。 プレ・デセール。ハチミツのアイスとお米のムース。下にはクランブルが敷かれていました。二口ほどの物でしたが、ハチミツの味が濃厚なアイスでした。 グランデセール。チョイスできたので、私はこちらの看板デセールである、ピアノショコラミルクとジャンデュージャのアパレイユ エクストラビターのカカオソルベとソースカフェに。この忠実なグランドピアノのお姿に超感動!! ソルベはビターで苦みがしっかり。生チョコのようでした。メインのピアノショコラは、チョコレートのムースです。ミルクベースのムースは甘めですが、きちんとチョコレートの風味が感じられる仕上がりで、ミルクとのバランスが見事です。お姿だけでなく、お味も素晴らしく、お腹いっぱいなはずでしたが、ペロッと食べちゃいました。 食後のティーはカモミールに。変にブレンドしていなくて、カモミールそのものが味わえました。お口の中がすっきりしてよかったです。 ミニャルディーズ。左から、ナッツのパイ、カンパリとグレープフルーツのゼリー、モンブラン。一口サイズですが、丁寧に作られていて、お茶のお供にピッタリでした。 因みにこちらが、フレッシュグレープフルーツ。絞りたてなので美味しい♪ビタミン補給に丁度よかったです。 以上、たっぷりと出てきましたが、どれも外さない、王道的なフレンチで、すっごく美味しかったです♪お味は定番的ですが、その盛り付け方がとても素敵で、センスの良さを感じました。初めてこちらのフレンチを食べましたが、美味しかったので、お気に入りの一つになりました♪また、機会を見て食べに行こうと思います。 さて、明日からまた一週間。何を食べようかな?

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