![ボラ30](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/77/0000603877/20/img06656e53zikazj.jpeg)
アークテリクスボラ30
実は奥様のモノだがあまりお使いになられていないようなので
たまに外に持ち出し天日干する
極めて主観ではあるが、クオリティの高さという基準においてアークテリクスは
グレゴリーとオスプレーと並びバックパックメーカーのビッグ3と思っている。
僕はここんちのボラ80というモデルをバックパックのフラッグシップとして愛用
しているが、使う度にその完成度が際立ってくる逸品だ。
このボラ、見た目は10年前のモデルと最新モデルの違いはほとんどわからない
くらいではあるが、マテリアルの見直しやフラップを必要としない止水ジッパーの
採用など地味な改良が施され現行に至っている。きらびやかな新車の投入や
派手なモデルチェンジはないが、マイナーチェンジを繰返し成熟されていくドイツ
車の様な存在である。(実は車のことは良くわからないが・・・イメージです)
シーズンごとに新作を繰り出すオスプレーとはまさに対極のスタンスでのモノ造り。
写真のボラ30は6~7年前のモデルであるが基本的なデザインは現行のものと
大差は無い。重量は1250g程度。硬質ウレタンのバックパネルとカンガルー
ポケットと呼ばれる大型のアウトポケットが使いやすい。ポケットには水抜きが
付いているのでレインウェアとゲーターといった濡れモノの収納に都合が良い。
現行ボラ35が1100gなのでざっと150gの軽量化が図られた寸法だが、
メーカーとしては背負い心地を犠牲にしてまでの軽量化は良しとしていないようだ。
徹底した軽量化パックとしては縫目を必要としない溶着(モールディング)処理され
たナオスというモデル。容量70リットルながら2300gという軽量化と同時に完全
防水というスペックも手に入れた。バックパックマニアを驚かせたマスターピースと
いって良いだろう。
メーカー名のアークテリクスは始祖鳥の学名=アーケオプテリクスからとったもの。
化石のロゴもクールでカッコイイ。ウェア類の完成度も高いぞ!(ついでに値段も
高いぞ!)硬派な垂直移動の冒険がブランドイメージだが、のんびり水平移動の
旅にも積極的に使いたくなる。
そんな訳で進化する「始祖鳥」から目が離せない状況なのである。
![RIMG0374.JPG](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/77/0000603877/97/imgddad7380zik2zj.jpeg)
こちらはボラ80
2泊以上のバックパッキングではこっち!
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