ニュービジネス・・・日本でも面白いかも・・・!
むかし~~フラワーではないが、なぜか缶詰も盛り合わせになっていた『フルーツ盛りかご』はあったような気がするが、まだ現役かな~~!
お腹も満たされる「フルーツフラワー」の贈り物
「フルーツフラワー」という花束代用品が、近頃アメリカで目につくようになってきた。
日本人のヤングママが作るお弁当に入っていそうな、お花のカタチをしたフルーツの束なのだが、花束を貰うよりもインパクトがあり、枯れることもなくお腹にしっかりヘルシーに入る点が受けているようだ。
見た目にも色鮮やかで花束のように綺麗、甘い匂いだって負けてはいない。「お花ってもらって嬉しいけど、プレゼント味が足りない」……という意見も耳にする。それは「物として手元に残らないので、見るにとどまるのが花束」というのだ。これがホールの苺がたっぷり乗ったケーキだったら、これはこれでプレゼントになるはずだ。
そんな意見を一つにまとめてしまったのが、このフルーツフラワーになるのではないだろうか。
2006年、昨年のマーケティングオブザイヤーにも選ばれている、このフルーツフラワー(お店の名前は「フルーツフラワーズ」)。
義姉妹である二人が、1984年にちょっとしたパーティーアイデアのつもりで作ったフルーツフラワーとベジタブルフラワーがあっという間に世間に広がり、自宅キッチンのビジネスから今では34店舗にも広がっているという。
何で今まで気づかなかったの? というくらいアイデアは単純だ。
串にフレッシュなフルーツを刺しながら、バスケットや洒落た鉢にアレンジしていく。幼稚園のお誕生会などに出そうな感じでもあるし、お祭りの屋台のチョコバナナをハイクラスにした感じでもある。
数カ月前の母の日には大好評だったようで、かなりの数のお母さんたちが、子どもたちから贈ってもらい美味しくいただいたようだ。オーダーもネット上からできるので、花キューピットのフルーツフラワー版とでも言ったらいいだろう。切ったり、むいたりする手間が省け、そのままクチに入れられるという点で、入院中の方へのお見舞いにも喜ばれるらしい。
しかし、花束とフルーツ、考えてみると全くの別物。花束の代用にはならないような気もするのだが、もらったらやはり嬉しい。フルーツは、もらったその場で食べ切ってしまうだろうが、花束は1週間は持つ。さて、貰うんだったら、どっちがいい?
ちなみにお値段は、花束とフルーツフラワー、差はさほどないような気がする。
エキサイトニュース(シカゴ/あらた)