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カテゴリ:岡山
其の172:冨士屋
平成23年10月10日は、岡山駅西口方面にある奉還町の老舗ラーメン店冨士屋にお邪魔しました。このお店に来店するまでに、少し飲んで来たので、あまりお腹が空いていなかったこともあり、あまりガッツリラーメンをいただく体制ではなかった私と同行者のK君でしたが、そんな我々の目にビールの中瓶と焼豚盛合せ(焼豚とサラダ)と中華そば小が組み合わせられた、魅惑のビールセットの文字が飛び込んできました。K君と顔を見合せ、「これだな」とばかりに頷き合い、ビールセット(千円)を2つをオーダーしました。「そばは後でよろしいですか」との嬉しい問いに「そうしてください」と笑顔で答える酔っ払いオヤジ2名。なんて気の利いた素晴らしいお店でしょう。こういう心配りのできるお店の作るラーメンが美味しくない筈がないだろうと勝手に期待し、それが現実となることを祈りました。ジューシーな焼豚とサラダをアテに瓶ビールをいただきながら、くだらないおしゃべりとともに15分程過ぎたでしょうか。そろそろビールが無くなりそうになったところで、そばの調理をお願いしました。5分程待ったでしょうか、小さ目の器ながら、なみなみと注がれたスープに2枚の叉焼とメンマが浮かび、表面にネギが散らばっています。スープが多いのは個人的には嫌いではないのですが、麺が見えないラーメンは初体験です。肝心の味の方ですが、先ずはスープから一口。スッキリと控えめの味ながら、豚骨の風味が感じられます。見た目は鶏ガラスープかなと思ったのですが、どうやら豚骨ベースのようです。色の薄い澄んだスープですので、恐らくあまり煮立たせないでじっくりと時間をかけて作るのでしょう。スッキリ薄味の分最初は味が頼りなく感じましたが、飲めば飲む程病みつきになる。そんな感じの優しい、毎日でも食べられる、非常に完成度の高いスープでした。叉焼もあまり油っこく無くて非常に美味しいお肉でした。メンマもマズマズ。麺は中細のストレートでした。個人的には少し茹で過ぎな感じがしましたが、総合的にはとっても美味しい完成度の高いラーメンでした。そう言えばこのお店の向かいにもう1軒浅月という老舗ラーメン店があるのですが、そこも麺は私の好みよりは柔らか目でしたので、岡山の方は柔らか目の麺がお好みなのかも知れません。向かいの浅月も機会があれば紹介したいと思います。岡山を代表する老舗ラーメン店冨士屋のラーメンを是非一度ご賞味ください。ぼっけえ美味いどー。採点:☆7.0 ビールセットの中華そば小 ビールセットの焼豚盛合せ メニュー お店の外観 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月23日 18時11分38秒
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