テーマ:本のある暮らし(3311)
カテゴリ:どっこい創作 本創り
まず、私の創っている本の用紙をご覧ください。色はレモンイエロー。真っ白より読み易いようです。100枚入りで600円です。
この用紙の半分の大きさの本を創っていますので、裁断する必要があります。以前ははさみを使っていましたが、このデスクカッターを導入してから、精度が格段に上がりました。ぜひ、使ってみてください。大きさは、表紙も裁断する必要からA3対応のものがお勧めです。確か、9000円くらいだったと思います。 本創りには、ボンドを使います。といっても製本用ではなく、普通のボンドです。200円程度ですね。 一冊づつ創る手創り本は、印刷した用紙をこの製本板で挟み、ボンドをつけて製本します。以前は、広辞苑二冊で代用していましたが、横向きでの作業は大変でした。この製本板も手創りなんですが、接着作業だけでなく、締め付け乾燥にもとても有用です。この締め付けで、見た感じ売ってる本と遜色ありませんよ。材料費だけですが、500円くらいかかったでしょうか。 ではでは、父の遺句集の試作品の紹介です。表紙はPM写真紙をインクジェットプリンターで印刷してます。表紙のデザインは、ワードを駆使しました。以前の表紙をご存知の方でしたら、その進歩がお分かりかと思います(笑) 背表紙は、高級感を出すために、金字風の色にしてあります。本棚に並べたら分からないですよ。 見返しは和紙を使ってます。句集っぽいでしょう。1冊につき2枚使います。1枚20円でした。 写真なども何枚でも入れられます。 表紙、裏表紙、写真以外はレーザープリンターで印刷します。インクジェット印刷では、文字が水で流れてしまうからです。レーザープリンターは、安売りで買いました。ブラザーというメーカーです。39000円でした。 ヘッダーを入れるとグンと本物っぽいですよね。 今日のこの画像で、手創り本を少しだけわかっていただけたんじゃないかと思います。この本は、普通のパソコン、A4までしか印刷できないプリンター、どこにでもある道具で作ってます。もちろん、文章の編集にはワープロソフトを使ってますが、そんなに難しいことはしてませんし出来ません。私のような不器用な人間にもこの程度は出来ます。 誰にでも本が創れるんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.04 13:22:44
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