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2005年05月07日
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カテゴリ:うれしかったこと
私は母のことをたえちゃんと読んでいます。
これは、10年くらい前に母と私が二人暮しになるときから呼び始めました。
娘達もそれぞれ自立をはじめ、母もひとりの女性として自分の名前で呼ばれても良いかなと、勝手に私が決め勝手に呼び始めました。
割と厳格な母ですが、これに関しては特に何も言われませんでしたね。
さすがに法事で親戚の前で呼んでしまったときは、おばさん達にびっくりされましたが・・・^_^; でも母はそういう時でも「別にぃ」という感じです。
案外気に入ってるんだなきっと。

でも、私とまささんとのことを最初に言った時には、びっくりするくらいに
間髪いれずに×がでました。別にまささんに障害があるという前に、誰ということも言う前につきあっている人がいると言った途端です。

それでも私も今までの人生でなかったくらいの実行力で生まれて始めて母の元から出て行きました。
どうしてどんな人だということも聞かずに反対できるの??
そんな気持ちでいっぱいで、何度も何度もいろいろな方法で理解を求めてみました。
「さびしかった」ただそれだけだということはとっくにわかっていましたが、私はこの機会を逃したらたえちゃんも私も前に進めないなぁと思ったので真剣にわかってもらおうと自分のありとあらゆる知恵を搾り出してぶつかっていきました。

私が実家へ帰ることは当然のこととして受け入れ、最初のころは後ろ髪を引かれる思いでまささんのところへ帰るという日々が3年位。
ほぼ二重生活です。たった自転車で15分の距離にすごく隔たりを感じました。

それでも私もあきらめず、たえちゃんにわかってもらえるまで続けてやるぅ!
という思いで、実家に帰っても普通に笑い、普通に会話をしてすごし、その間でもまささんの日常の様子なども盛り込みながら、じわじわと浸透させていきました。

でも、それぐらいで折れるたえちゃんではありません。
「あんたが何処へ帰るのも勝手にやってること。」と二言目には口にしました。
女と女のぶつかり合いは平行線を辿るばかり。

時には取っ組み合いになりかけたことも・・・

その間に母がめまいで倒れた時も、最初に私に連絡をしてきました。
近いということもあるのだと思いますが・・・。
病院への付き添い、入院の手続き、入院中も毎日病院へ足を運び、着替えの交換
実家の掃除などなど退院するまでやり通しました。

これでわかってくれるかなぁと思うのは、まだまだ早かった。
元気になるまでは気弱だったのに、回復してくるとまた「勝手」発言が。

そんなこんなの繰り返しがつづき、去年くらいからかな?「早く帰れ」に変わってきたのは。これは決して突き放しというのではなく、早く帰らないと向うで心配するという言葉の裏返しがあるのだと感じました。

そして去年の年末。例年は年末に私だけが実家に帰り大掃除をして実家で新年を迎えていたため、毎年まささんと別々の場所でお正月を過ごしていました。わずか15分の距離で。
今年のお正月のスケジュールを決めにいったときに、再度一緒に新年を迎えられないかなぁと交渉。「いいわよぉ」とあっけない返事。あららぁ?

結果年末年始含めて5日間はじめて3人揃ってのお正月を迎えました(o^0^)o♪
そして今ではすっかり行き来をしてると言うわけです。

恐るべし母の力。その一言ですべてが順調に流れ始めました。

さりげなく、しかも大きな懐で受け止めてくれた母の勇気に感謝です(ToT)

そして、その間じっと見守ってくれたまささんに感謝です(ToT)

若女将まだまだやのぉ











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最終更新日  2005年05月08日 02時35分00秒
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