|
カテゴリ:カテゴリ未分類
初級で「受け身」を教えるときの例文はテキストではこんな感じ。
”母にしかられる””誰かに足を踏まれる”(みんなの日本語) うちの学校で使用しているテキスト練習(げんき)でも ”盗まれる””なぐられる””怒られる””いじめられる””(彼女に)ふられる” ”ばかにされる””(痴漢)に触られる”といった言葉が選ばれてる。 以前は私も”私のついてない一日”・・・というタイトルで例文を紹介したことがある。 しかし、学習者の中には ”ネガティブなことはなるべく口に出したくない”という人もいるわけで・・・ ”この文型を使ってみたい”と思って練習しているよりは定着しない可能性がある。 そう考えると、あえて迷惑とか困った状況抜きにして導入したほうが良くないだろうか。 ちなみに”ネガティブな言い方は敢えて使いたくない”という米国人男性が 気に入って使っている受け身表現は・・・ (飲み会のあいさつ) 「ボクはみんなに”トミー(仮名)”って呼ばれています。 みんなによく”ヘンなガイジン”って言われています」 (飲み会に出席するため、早退したいとき) 「せんせー、ビジネスディナーに誘われたので、ちょっと早く帰ってもいいですか 週に2回程度しかレッスンに来れず、自習時間もほどんどない初級者が 日本人と心地よく会話することを目的としたら、トミーの選択は正しいと思う。 日本語能力試験を受ける人、いわゆる学生(就学生・大学生)なら また話は別ですが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|