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映画と英語の雑多な日々

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July 5, 2005
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カテゴリ:エキストラ参加
 ■原題  『タッチ』
 ■監督  犬童一心
 ■脚本  山室有紀子

 ■キャスト
   浅倉南:長澤まさみ
   上杉達也:斉藤祥太  上杉和也:斉藤慶太

2005年4月2日。
秋公開予定の東宝映画「タッチ」の撮影にエキストラ参加してきました!


地区大会決勝の会場です。
肖像権の問題があるので、俳優さんは一切映していません。

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■初のエキストラ参加!■
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あだち充原作『タッチ』。
夏の甲子園の時期には必ず再放送されるので、日本国民、たいていの人は知っているのでは?

映画化されることになり、なんと埼玉県のフィルムコミッションが、一番の山場である
決勝戦「須見工VS明青」の撮影をゲットしてきました!
よくやった埼玉県 Good Job!
埼玉県の観光局が中心となり、エキストラ募集を行いまして、見事当選!
県営大宮公園球場に約2000人が朝8:30にかけつけました!
(一般公募意義あのエキストラを合わせると2000人は余裕で超えますな。)

正直、キャストはむむむ・・・って感じです。
そもそも「タッチ」の放送をリアルタイムで見ていた層と、長澤まさみ、斉藤兄弟のファン層が異なる。
(どうしても映画化したいというスタッフの熱意はわかるんですけどね。)
従来のファンを取り込むのは難しいような気が・・・。

撮影に参加した小中学生の女の子達が言ってたのを聞いたんだけど。
(電光掲示板に映った「南」のイラストを見て)
「あれって誰?」
「南じゃない?」
「あーそうか。でも、南って上(名字のこと)知らないんだよね。」

え!? 知らないんですか!? なんですと!?
全巻読んでから撮影に参加するべし!
ひとつひとつのシーンの意味がわかるからさ!!!
と説教してやりたくなりました。
(オヤジじゃないんだから・・・。)
うーむ。それより前に、ちょっとジェネレーション・ギャップを感じてしまった。

とにもかくにも、映画がどのように作られるかは映画好きとしてとても興味があったので、
エキストラ参加できるのはとても楽しみ。
今日はタッチの映画のストーリーの詳細は置いておいて、撮影の様子をレポいたします~!

 ※注意
  ほんとは詳細をレポしたいところですが、いろいろと問題もあるかと
  思うので、簡易レポということで。


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■シチュエーション ■
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7/28日 13:30 西東京大会決勝戦スタート。
場所は神宮球場(を想定)。
対戦は甲子園の常連高「須見工」と「明青」。
気温は40度近い真夏日。


というのが前提だったので、撮影時には半袖必須。(寒かった~)

応募する前に撮影参加のための規定がいろいろありまして。
・緑の服はNG。
 応募規定が書いてあるWEBによって、青もNGと書いてあるところもありました。
 映りに影響するらしい。
・ディズニーやサンリオなど、キャラクターがプリントされた服もNG。
 著作権の関係か?
・俳優達の写真撮影はたとえ携帯でもNG!
 肖像権の侵害にあたります。

しかも拘束時間は朝8:30集合で17:00まで。
ぼーっとしている時間が長いのかなぁと、時間つぶしの本などを持っていく。


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■球場に入場 ■
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撮影スタッフさんの指示で球場へ入場。

うわぁ~!あの赤と黒のソックス!!!
明青ナインのユニフォームだよ!!!

と、早くもミーハーぶり全開。
タッチファンも年季が入っているもので、もう、見るところが違いますわよ!

もう既にグラウンドでは撮影が行われていました。
寒い中を達也役の斉藤祥太くんがキャッチャーに向かって投げている。
斉藤くんの周りをカメラがぐるーっとまわって撮影しています。
うわぁ~。ほんとに映画撮影しているのね~。

運よくキャッチャーの真後ろ(といっても1ブロック目の上の方なんですけどね。)へ陣取る。
一般公募エキストラ約2000人がすべて着席した頃、グラウンド側の撮影が落ち着き、
他のエキストラの紹介が始まります。

一塁側には明星の応援団席になっていて、チアガールと応援団、ブラスバンドと制服を着た
生徒達が着席していました。

あれ?このチアガールと応援団、そしてブラスバンド。
ひょっとして私が卒業した学校かな?

あたくしの学校、高校には珍しく、応援団の専属ブラスバンド部があります。
なんせ、1学年が1000名のマンモス校でして、しかも普通科なんだけどコース制。
あたくしは英語コースで、朝から晩まで英語漬けという、今では珍しくないですが、
文部省の実験校という変わった学校でした。

ブラスバンド部は2つあって、音楽学系や、吹奏楽の大会を目指す生徒は吹奏楽部。
こちらは文系のイメージですな。
そして野球やサッカーなどスポーツ応援のために応援団と一緒に活動するのが
応援団専属
ブラスバンド部。
(とはいっても、ノリは体育会系!?)

とぼんやり考えていたら、助監督さんのエキストラ紹介で、
「応援団、チアガール、ブラスバンドは伊奈学園総合高校のみなさんです!」
ときたもんだ。

やっぱり~! あたくしの母校でした!

この日、応援として使われた曲は伊奈学園の略である「いながく」を「めいせい」に
代えたもの。
振り付けも当時のままだし、久しぶりに懐かしくなりました。

自分が映っているかもしれないからこの映画を見たい。
というのだけではなく、応援団の姿を大きなスクリーンで見たい!
と思ってしまいました。
ほんっとーにかっこいいんですよ!応援団もチアもブラスも。

と、懐かしさに浸っているうちにエキストラも参加する撮影が始まりました。


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■ 撮影ダイジェスト(?) ■
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スコアが表示されている電光掲示板を見てみる。
先攻は須見工。
打順の4番は新田、そして5番大熊。
ここらへんは漫画通りですね。

上杉達也のいる明星は後攻め。
2番打者に上杉達也。
斉藤くんは、笑顔がとて~もかわいらしい男の子でした。
お昼休憩に入る前にスタンド席近くを歩いてくれました。
そのサービス精神、素晴らしい
うむ。彼が達也なら許せるかも。

そして4番に達也とバッテリーを組む松平孝太郎。
どうしても漫画の孝太郎のイメージがあるから、その後ろ姿を比べてしまい、
細いなぁと思ってしまうんだけど。
ところが孝太郎役の彼(名前がわからん・・・。)190cmもあるそうです!
なるほど、ほかの選手と比べると・・・・でかい。
よし、許そう。(何をだ)

スタッフさんの話と、エキストラ募集時の告知情報をまとめると、
「上杉達也、高校3年最後の甲子園予選の決勝」ということで間違いないようです。


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■ SCENE ■
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打者は4番の新田。
ここで新田を抑えたら明青の甲子園出場が決まるという、まさに最大のクライマックスシーン。
いいんですか!?いきなりこんな重要なシーンで良いんですか!?

達也がマウンドから投げるシーン。
全体を撮影するのではなく、達也の投げるシーンをぐるっとまわりから撮ります。
入場した時に撮影したのと同じシーンなのだけど、カメラのアングルを変え、
そして応援の様子と音も一緒に入れるらしい。

高校野球の応援には、守備のときには自チームの応援を控えるという暗黙のルールが
あるそうです。
(なんだかんだと言いつつ、在学中に母校の野球応援に行ったことないのです。
 大きなこと、言えないですね。)

ただし、ピンチの時、ここぞという時には応援をしていて、その応援の練習から始まります。
『ファイト』という曲で、これがまたリズムを取るのが難しい曲。
この曲はあたくし、知らなくて、(在学中にはなかった曲か!?)
横目でチアを見ながらグラウンドを見つつ、一緒に練習するのですが、難しい・・・。
チアを見ながら応援のリズムを取る練習が数回、そしてカメラアングルを確かめるための
テストのため、通して2、3回練習を行います。
そしていよいよ本番。

小道具として用意された内輪やメガホンや看板が座席に置かれていて、それを持ちながら
応援開始。

はい。今は4月ですが、想定は7/28日です。
真夏です。灼熱地獄です。
上着を脱いで、半袖になってうちわで扇ぎながら撮影に望みます。
さ・・・さぶいけど、まだ興味深々でテンションが高い。
数回撮ってそのたびに確認し、無事終了~。

達也を中心にカメラが半回転するだけなので、長さにしたら2、3分。
こういったシーンひとつひとつが積み重なって映画になる。
ほんとに、映画ってつぎはぎで作るものなのね~。
これが2時間くらいの映像作品になるって、気が遠い話だ・・・。

そして次のシーンは時間が遡って2回の表、須見工の攻撃。
打順は4番の新田から。新田の本日初打席。
あたくしたちエキストラの場所はこのまま、数シーンの撮影が続けられたわけです。


エキストラって「待ち」が多いのかな?と思ったら。
今回はエキストラが入ったシーンの撮影がメインでした。
役者さんが動くたびに背景が入るわけで、その場所にエキストラがその都度動いていく。
もちろん、何シーンか撮り溜めして、私達ができるだけ動かないように撮影をするわけなのだけど、撮り方はその都度変わるため、予定外の大移動をさせられることもあります。
ま、そこはエキストラ。
文句は言わない、言わない。

エキストラの動き方のテスト→カメラチェック→本番→カメラチェック
を重ねていると、この日はエキストラよりも役者さん達のほうが「待ちが」多いらしく。
カメラに入らないところでキャッチボールをしていたり、雑談をしていたりという様子を見ることができて、なかなか興味深かったです。

世代も10代後半から20代前半が集まっているので、やっぱり男の子。
ひとつでもボールがあれば、ちょっとした時間の合間にキャッチボールを始めます。
不思議なことに、合間のキャッチボールは明青は明青で、須見工は須見工でと、
不思議とチームが分かれている。
一人が打って、一人がキャッチして・・・と始めるとチームメイトが自然と集まり、
それも1塁側と3塁側に分かれて各チームでノックをやっている様子は、まさに「野球部」
って感じでした。


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そしてvol.2へ続きます。





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Last updated  August 9, 2005 10:49:48 PM
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