葬祭関係会社
今日は4月の成績を書くつもりだったんですが、日興ビーンズのサービスが一時停止しているので、成績が詳しく判りません。で、別の話題を取り上げたいと思います。先日konatsuさんのブログで、「ピーターリンチの株で勝つ」が話題になっていました。その中で葬祭関係の会社に投資をして成功をする話が載っています。私は日本にもこの条件は当てはまるのではないか?と考え、二匹目のドジョウを狙って、一度調べた経験があります。ちなみにこの本を読んだのはかなり前でして、内容をかなり忘れています。もう一度読み返してみようと思います。konatsuさんのブログで名前の挙がっていた会社を見てみました。 以前に調べたのは、この中のニチリョクです。結構きちんと調べました。本来なら、調査まで行かないような財務状態です。ニチリョクに関しては、財務の質の悪さが目に付きました。流動資産の多くが棚卸資産なんですが、その多くが土地(お墓)なんですね。販売には年単位の時間がかかるし、数字自体も良くありません。それと、定性面でも少々気になる事が。この会社、社長の言葉を毎月「以石伝心」と言うコラムで読めるのですが、このコラムを読む限り、社長の資本政策に疑問があります。あまり財務が悪い事を問題視していないようなのです。考え方が古いな、と思いました。私は小さい会社で最も重要なのは、経営者だと思っているので、これではこの会社は買えないなぁと思いました。調査を実施したのは、もう1年以上前です。このとき買っていれば、かなり利益が出ましたが、後悔は無いです。今後もこの会社は買わないでしょう。その他の会社を見ると、定量面では平安レイサービスが良く見えます。でもまぁ、今の所、買うところまでは行かないでしょうね。今後この分野は、高齢化に合わせて数量ベースは拡大するでしょう。でも、需要増えて欲しいって事は、人の不幸を望むと言う事で、少し複雑です。業界の拡大を素直に喜べない業界ですね。