テーマ:日々の出来事(1973)
カテゴリ:読書Life
家にいる間北村薫さんの『六の宮の姫君』と『太宰治の辞書』を
読んでいたら、無性に太宰と芥川を読みたくなった。 学生時代はよく読んだが、最近はご無沙汰していた。 作品はともかく、芥川も太宰も私の中では「ひどい男」認定を受けている。 太宰が妻子ある身ながら、他の女性と心中したのは有名な話だから 「は~ん」と納得する人は多いだろう。 芥川は未遂だったものの、文夫人の幼馴染と某ホテルで心中を企てた 事がある。これはひどい! これには夫人もひどく怒ったそうだが、妻としてこれほどの裏切りは ないと思う。 やっぱり夫が、友人や姉妹や従妹などの「自分のよく知っている女」と 深い仲になるのは私なら耐えがたい。自分が全く知らない女の方が、 ずっとましだ。 太宰の方は、奥様に「お前を誰よりも愛していた」という遺書を残している。 でも、別の女と一緒に死ぬのだ。これ、妻はどう受け止めたらいいのやら。 私の敬愛してやまない文豪たちは、夫にしたら「最低な男」でしかない。 でも、作品の素晴らしさはどれほど年月が経っても色褪せない。 人間って、文学って面白いよな、と感じる最近だった。 今日は久々に夫と一緒に買い物。夫の方が仕事が忙しくて、ここ最近 休みが合わなかったのだ。 出かけたモールにはハウス オブ ローゼが入っているので、夏用の ボディケアものを買う。 ![]() 季節限定のグリーンレモンシリーズの、ボディローションと ボディシートだ。少し苦みのある爽やかな香りで、これからの季節に リフレッシュさせてくれそう。 先行きが不安定なこの状況だが、日々楽しく健やかに! これが最近の私の信条だ。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あり得ない男ですよね。
私の人生では無縁なタイプです。 そういう人には絶対好かれないし。 うちの母は太宰が大好きで大好きで、私は「もう〜何この男」って思っていましたよ(笑)。 確かに夫にしたら最悪な男でも偉大な文豪ですものね。 心中っていうのが理解できないのですが、私の好きな三島由紀夫も川端康成もあのような最期でしたからね。 憧れないこともないけど、女にだらしないのはゴメンだな。 (2020.05.18 21:54:01)
芸術家にありがちなタイプでしょうか。作品は素晴らしいけど、人間性、特に異性関係にだらしない人が多いですね。
私の父、祖父と共に、女好きでどうしようもなく、母方親戚に大変評判が悪いです。仕事はできるんですけどね。私はそんな父を憎めないので、理解できない訳でもないです。夫にしたくないタイプですけど、人は悪くないんですよ。 私は恋愛も結婚も懲り懲りですね。動物愛に生きようと思っています…そう言えば父も祖父も動物好きだったようですが… (2020.05.18 22:39:02)
ミニれもんさんへ
私の母は三島由紀夫が大好きでした。 でも最期が・・・という感じです。文体は美しくて好きなのですが。 家庭を大事にしない無頼の大文豪とは。やはり結婚は無理ですよね。 (2020.05.19 21:33:13)
桃太郎715さんへ
私の実父も愛人がいました。それでも、可愛げがある男性なら 許してしまうかもしれません。 でも、自分の大親友や幼馴染と浮気は勘弁です。 夫と友人と2人を失うって、メンタルがおかしくなりそうですね。 (2020.05.19 21:36:38) |
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