税金を上げることや、緩和することで国の問題を緩和するような政策が取られている国があるのでいくつか紹介してみます。
- ●独身税（ブルガリア）
文字通り、独身の国民に税を課すというもの。収入のうち、5％～10％の税金が取られるそうです。未婚率は下がるかもしれませんが、けっこうえげつないですよね……。
- ●犬税（ドイツ、ほか）
犬を飼っている家庭に課せられる税金です。ドイツだけでなく、オランダやスイスなど、ヨーロッパのいくつかの国で導入されています。日本でも30年上前に存在しました。最近では大阪の泉佐野市が導入を検討していたりします。
- ●渋滞税（イギリス・ロンドン）
渋滞が恐ろしくヒドイため、なんとか緩和できないかと導入された税金。平日の午前7時から午後6時半の間に、ロンドン中心部の特定のエリアに自動車で進入すると課金される仕組みになっていて、ロンドン交通局によると、導入後は渋滞が30％緩和されたそうな。
- ●営業税（ドイツ）
ドイツでは日曜に営業をする場合は税金が課せられます。お金を払わないと日曜にお店をあけることができないということですね。ドイツには「閉店法」という飲食店以外の店は日曜日に営業してはいけないという法律があるので、日曜に店をあけるのはいろいろと難しいようです。
このように、既婚率をあげるための法律を作成したり、渋滞緩和に使われたりしています。日本では子供の数が少ないので子供手当てを導入したり、エコポイントでエコ家電を買わせるように仕向けたりとしています。
しかし、消費をあげるためになされたものも、貯蓄に回したり、バラマキと言われたりなにかと大変ですよね。
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