テーマ:ベトナム好き集まれ(2188)
カテゴリ:ベトナム/VietNam
昨年後半から、株で利益を上げた人々が不動産に目を向けるようになった。
Vinaland社Nguyen Xuan Loc氏によると、最近の顧客のほとんどは証券投資家で、 CB Richard Ellis 社(CBRE)のMarc Townsend社長も、証券市場の巨大な資金が今、 不動産市場に流れていると言う。 高級マンション・住宅価格は上昇傾向にあり、ACB不動産では昨年末、 前年同期比で15~20%上昇した。だが客足は絶えず、 同社Vo Dinh Quoc副社長はこれについて、投資家が株の利益を不動産購入にあてた方が 賢明と考えているからと説明する。 ホーチミン市の不動産会社の多くでは相談に訪れる人が倍増、 成約率も以前の5%から10%に上昇した。ホーチミン市7区Phu MyやTan Binh区 Phuc Yenといった高級マンションの問い合わせをする人には、 株式上場企業の社員という人も少なくない。 同市不動産協会Do Thi Loan書記長は、不動産価格は2007年、引き続き高騰すると見ている。 外国企業進出によるオフィス需要や証券市場からの資金流入が、 不動産取引を活発にするからだ。 特に2、7、9区の下落気味だった物件が持ち直すと見ている。 Tan Binh区のある不動産会社社長によると、テト(旧正月)前には、 株で利益を上げた32歳以下の世代の購入が目立った。 応対する客は1日10人以上、10 億ドン(約6万2,500ドル)以上の物件の取引成立も珍しくなかった。 CBREのTownsend社長によると、不動産価格は株価と連動しており、 今年の株価は引き続き上昇が予測されるため、不動産価格もそれに続くと見ている。 ある不動産専門家は、昨年は資本が証券市場に集中し不動産市場は静かだったが、 今年は違うと見る。証券市場のリスクが明らかになるにつれ、 リスク分散の意味で、資本が不動産に流れるようになると言う。 証券市場からの資本流入に合わせ、不動産業界では大規模プロジェクトの準備が進む。 Cotecland社では今年、2区に面積1万1,000m2以上、総工費2,090億ドン(約1,306万ドル)の マンションと、12階建てAクラスオフィスビル建設を決めている。 ソース hotnam NEWS http://www.hotnam.com/news/070310023035.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.03.12 20:00:33
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