Unfolding

　毎年同じ時期になると同じことをするというのも、大事なことかもしれない。
年末に紅白歌合戦とかゆく年くる年が流れるのも、季節感の一部かもしれない。
　
そういえば、子供の頃、同級生の子に弟ができて、男の子とわかった段階で、
おじいちゃんの敏郎さんから一文字、敏をもらって敏雄君と名づけられた。
もしかしたら一番喜んでるのはおじいちゃんかもしれない、というくらい、
彼のおじいちゃんは喜んでいたのだが、意外にも孫の出産の一ヶ月くらい前に、
心筋梗塞か何かで急死された。それが11月。

翌月、敏雄君は無事誕生。3700グラムで自然出産で健康優良児的赤ちゃん。
おじいちゃんが守ってくれたのかな・・・？

大晦日の除夜の鐘を聴く頃、可愛い孫を抱きながら、おばあちゃんが言った一言。。。

「今年はいろいろあった。これがほんとのゆく年（敏郎）くる年（敏雄）」

一家全員で大爆笑したそうである。
その子のおばあちゃんは、阿倍野区で生まれ育った筋金入りの大阪人だった。

でもだからといって、大阪人は皆おもしろいとか地域的偏見（？）はもたれませぬように。
特に東京の方、あなたが大阪人と思ってる関西人は、奈良とか他所の人かもしれませんよ！


　

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ちなみに大阪生まれですが、六甲おろしフルコーラス歌えません。。。