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昨年はなにかとお世話になりました。
今年も《UNI》共々、よろしくお願いいたします。 昨年は久しぶりにチャレンジと学びの年でした。 芝居に明け暮れ、走り抜けた感じです。 今年はどんな年になるのでしょう。 今のところ、《UNI》の予定が3つほど既に上がってきています。 取材旅行にも行きたいし、昨年にご縁ができた松山にもまた遊びに行きたいし・・誘惑はいっぱいです。 しかし、その前に立ちふさがる・・ダダダ・・台本っ!! 今年も格闘が始まります(笑) 昨年は震災もあって、社会が大きくかわりました。 人の意識や考え方、また社会の空気の流れも。 そんな中で芝居をやる意味を考えました。 松山に行って、知ったつもりでいた自分が情けなくなりました。 アウェイでの公演の怖さ、依頼公演の難しさを改めて確認しました。 たくさん悩みました。 めずらしく本番を前にくじけそうになりました。 それでも乗り越えられたのは、仲間たちのおかげです。 松山では本当にそう思いました。 私一人なら、逃げたかもしれません。 仲間たちの支えがあってこそ、《UNI》が成り立っているのです。 新しい出会いもありました。 松山の原爆展で知り合いになった方々、その中でも同じ演劇人の人たち、意気投合して旅のガイドまでしてくれた気さくなおじさん、北朝鮮の拉致被害者の家族の方・・本当に今までと違った人たちと親しくさせていただき、その後もつながっています。 特に、北朝鮮の拉致被害者については、私は無知でテレビでの報道の聞きかじりでしか内容を知りませんでした。 会場で紹介され、お話を聞かせていただき、また娘さんの写真を見せられたとき、テレビでも新聞でも見たことのある方だったので衝撃でした。 そして、拉致認定者(横田めぐみさんたちのようにテレビで名前がよくでていて、北朝鮮に拉致され確認が取れている方々)以外に、【特定失踪者】という扱いで、拉致された可能性が高いとされる方々がたくさんおられることを知りました。 またその家族の皆さんが、一生懸命に家族が戻ってくるように活動をされていること、テレビや新聞で知らされない分、とても地道な、また厳しい中で活動されているということを知り、心が痛くなりました。 少しでもお役に立てればと、《UNI》でも呼びかけていきたいと考えました。少しずつ、知ってもらうところから始めようと思います。 10月にはお手紙と貴重な資料をいただき、年賀状もいただきました。 そこには必死の思いがかかれています。 お手紙を読み、子を思う母の想いが痛いほどに伝わってきました。 私たちに何ができるのでしょうか? この出会いを機に、すこし現代の問題にも目を向けようと思います。 とはいえ、広島、長崎についてもまだまだ知らないことが多く、語り部の方々や被爆者の方々がご存命のうちに、少しでも多く話を聞いておきたいし、いろんなことを知っておきたいのです。 やらなければいけないことは山積み。 学ばなければいけないことも山積み。 そして今の自分たちは? 何を見て、どう生きるのか? そんなことをひっくるめて、《UNI》なりに芝居の中で表現していきたいと思います。 今年の《UNI》は1月からスタートです。 まずは体を作っていきましょう。 今年も新しい出会いと成長を求めて走り出します! 私自身、《UNI》が始まるのが待ちどうしい。 やる気は十分、さあ、今年もがんばりましょう!! みなさん、よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月04日 03時51分55秒
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