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昨日は85から続く番号で電話がある。 ちょうど席を外している所だったので着信だけ確認してた。 もしかしてと思うも86じゃなくて85だからでもそんなとこ知らないしと思っていたらまた同じ番号での着信。彼女だと思い電話を取ったら、彼女が国際カードを利用しての電話だった。 「太ったよ。どうする?。」 「食べ過ぎやろ。沢山食べる習慣がついちゃたか?。」 彼女は私といる時に私と一緒に沢山食べてたから胃袋が大きくなったみたいだ。 私が帰ったらダイエットすると言っていたがお腹がすくから食べてるらしい。 「昨日ね友達と寝てたでしょ。それでね友達に "あなた何してる?" って起こされた。眠ってた時に友達に抱きついて、お腹を触ったって。あなたと間違ったみたいよ。ふふっ。」 「友達もびっくりしたやろうな。そんな趣味無いって。今日は家だからお母さんに抱きつくか?。」 「そうねお母さんだったら黙って抱いててくれるかもね。でももう間違わないよ。ふふふっ。」 友達はかなりびっくりして真剣に怒ってた様です。
渡航4日目は昼前まで2人で寝てました。ダンダンぐーたらに成ってきて遅くまで起きててあさ遅くなってました。 この日は食事の後、町中で配られてたお化け屋敷に行くと言うことで繁華街の地下にあるそのイベントを探しに行く。案外と地下街も多く各ビルの地下とか最初から考えて作っていたのかビルとビルの地下街が繋がってたりする。 お化け屋敷は、最初なかなか見つけることができなかったが人づてで見つけることができ入ることに。 初級、中級、上級と有り、そんなの何処でどうやってチョイスするのか不思議だったが日本で経験のあるお化け屋敷では見たい人はどんどん好きなタイミングで入って行くが、此処のお化け屋敷は客にコースを聞いて個別に設定する様だ。 彼女が受付に中級を指定すると、受付の男性が彼女の手を引き私が後を着いて行く格好。入るとすぐ真っ暗な屋敷内。いきなりなにやら振ってきたものだから彼女はそれから先下を向きっぱなし。暗いし怖いからもう出るとお願いしたらしいが受け入れて貰えずどんどん手を引っ張られたようだ。私は彼女を後ろから抱きかかえるように歩いて行く。 途中座り込んだりする彼女を抱きかかえながら歩く。中の様子は日本では一昔前の驚かせ様のパターンで、足下がいきなりフニョフニョのゴムに成ったり、頭上から何か降ってきたり、お化けが起きあがってきたり、奇声と共に足を触ったりと終始なにやらやってくれたが彼女は何も見ていない。 私も目が慣れてきたときに何回か見たぐらいで、ずっと彼女の体を支えるのに必死だった。 それと疑っちゃダメなのかもしれないけど彼女を抱きかかえてるときに一緒に握っていたバッグがどんどん引っ張られるのでそれをまた両手で引き戻すのにも必死に成ってた。 妙にバッグだけが引っ張られる。彼女の体以上に引っ張られるからこりゃもしかしてと考え頑張った。何せ行程の半ばで全財産をなくす可能性が無きにしもあらずだった。 彼女が怖がったのは、その日の夜。 恐がりの彼女、でも怖いもの見たさで入ったお化け屋敷での興奮がまだ残っているようで少しの物音でビクビクしてる。その怖がりようでこちらもなにやら嫌な悪寒が。 トイレに行くのも付き添いだ。 「見ちゃダメよ。だけど離れちゃダメよ。」 「ハイハイ。そばにいるよ。」 このホテルは夜静かに成ると隣のテレビの音が聞こえたり、話声や艶めかしい声が聞こえてたりしてた。その時分は彼女は面白がっていたがこの日より3日程は彼女は敏感に反応するようになる。 極めつけは、ちょうどこの日の夜12時頃私たちの部屋を空けようとする者がいたのです。 カードキーを差し込んだ時の "ピー" "ピッ" と音がするのです。 隣の部屋の音かと思いましたが確かにこの部屋を空けようとしてました。何回も。 開くはずもないのですが、さすがに私も緊張しドアの前まで行き 「誰や!!。コラッ。」 (私は関西人です。)と日本語で言いドアをドンと蹴るとなにやら喋って離れて行きました。 彼女のそばに行くと。 「あなたの方が怖いよ。声大きいね。今の人ご免なさいと言ってたよ。」 「そう。大きかった。よけいにびっくりさせたな。ご免なさいって言ってた?。よく聞こえたね。」 私もだいぶ緊張していたのか、余分に声が大きかった様です。変なのは部屋を間違えたとしても隣の部屋を空ける音がしなかったです。階を間違ったのでしょうか?。 でもその後からは就寝する前には必ず内鍵をするように成りました。 変な男の騒ぎの後は彼女が怖がるのでしっかりと抱きしめて眠る様に成りました。 私の株もあがった様です。
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最終更新日
2007年06月16日 09時23分11秒
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