無線活動活性化のきっかけ?
常設のアンテナがなくなり、車の無線機をおろしてから、めっきりオンエアする機会が減っています。そのうちCWの符号を忘れるんじゃないか、とさえ感じたりしますが、やっぱり電波を出してみたいのは三つ子の魂、のせいでしょうか。 夏場のコンテストには、山歩きの合間に、たまーにFT-817で参加もしましたが、817と電源用電池のくみあわせはそれなりの重さがあるので、これを常用するのは少々苦しい。 山で手軽に運用できるハンディとしてもっているID-51のバッテリパックが最近へたり気味なこともあり、オンエアのきっかけ作りの意味も込めて、FT-65を新しく手に入れました。 2万円もしない安価な無線機なのに、ハンディとして重要な、仕様上の電池容量はID-51を大きくしのぎ、カタログの数字をそのまま信じるなら、運用可能時間はFT-65のほうが2倍ほど長いようです。 加えて、表示部の面積をとるためか、幅が広いID-51に対して、FT-65は幅が狭いため見た目のサイズが小さいのと、実用的には大変手に持ちやすく、しかもスイッチやAFゲインのつまみが大きくて扱いやすく、またテンキーもついているので、周波数設定など大変使い勝手も良好です。 機能としては、ID-51のほうが、D-Star対応のほか、GPSや中波ラジオの受信(ただし感度は実用にならない)等豊富ですが、実用上最も大切なFMでの通信性能は、FT-65との差は全くないので、むしろ取り扱いが容易で、全般の作りが頑丈なFT-65のほうが、移動用FM機としては優れているようでもあります。 せっかく手に入れたこの無線機、まだ実戦投入はしていないので、週末にでもこれをもって出かけてみようかと考えています。