JE4QGF Blog

最近コンテストも出ていないなぁ、と思いながらいろいろなコンテストの
サイトをながめていて、A1クラブのコンテストに行き当たりました。

　今年で二回目というこのコンテスト、縦振れのキーを使うことに加え、
CQを出して呼ばれたらQSYが義務付けられており、弱小局に優しいルールに
なっています。しかもコンテストは15時から21時と、気軽に参加するには
ちょうどよい長さです。そこでLWを用意して、久しぶりのHFのオンエア、
となりました。

　最初、ゆっくり参加するのだからたまにはQRPを、と思ってKD1JV Tribander
で出始めたのですが、こちらのコールに気づいてもらえないことが続いたので、
早々に50Wに切り替えました。

　コンテストナンバーは使っている電鍵の名称なので、私はHK808、としました。
コンテストが始まってから気づいた、というか理解したのですが、このコンテストは、
コンテストナンバーの文字数で得点が増減します。'HK808'だと5文字ですが、
最大許される8文字のナンバーなら、得点が1.75倍になるのです。

　例えば、'HMDHK808'とでもしておけば、点数が倍近くになるわけで、
コンテストが始まってしばらくしてしまった、と思いましたが何局か
QSOしていたので、5文字のナンバーで最後までやりました。

　もちろん50WでもQSOできない局はありましたが、それでも拡大された
バンドを、QSYルールに従って整然と各局QRVされていて、ゆったりした
気分で運用を楽しむことができました。

　17時ころにはコンディションが落ちはじめ、暗くなった18時過ぎには
運用を終了しました。コンテストながら縦振りでゆっくり打鍵するので、
ちょっとしたメッセージを送ってくる局もちらほらおられ、
無線をやり始めたころのちょっとしたわくわくを少し感じられた
気がします。