カテゴリ:コンテスト
移動運用に出かける機会がすっかり減っていますが、色々なところで
FDのことを聞いたり読んだりしていると、やはり気分が乗ってくるもので、 バックパック一つの簡易設備ながら、コンテストで声を出しに因島まで 出かけてきました。 長いこと塩漬けになっていたシールドバッテリを充電し、817と1200の トランスバータや、ケーブルその他のかき集めを昨夜行いました。 バッテリのへたりは織り込み済みですが、久しく出撃していない各種 機材に心配を感じながら準備していると、果たしてCWの簡易パドルの スイッチ部分の破損が見つかりました。遅かったので修理を一瞬ためらいましたが、 このために移動をキャンセルするのももったいなかったので、 我慢して突貫で修繕しました。 設備が控えめなので、ロケーションは良い場所をと思い、大阪方面に 開けていると思われる、因島の奥山というところを選びました。 少し歩いて登る必要はありますが、足で稼ぐ標高は300mもないので、 楽勝のつもりが、気温の高さと運動不足にやられて、朝から汗だくになりました。 アンテナは、サテライトでもおなじみの、所謂小八木です。 3エリア方面には木が茂っていましたが、その先は海なのでよく聞こえ、 よく飛ぶことを期待していましたが、うるさいくらい聞こえると思っていた 2mもバンド内はかなり静かでした。 今日運用した144/430/1200のうち、当然144がQSOできた範囲は もっとも広範囲で、長野から大分に亘りましたが、5Wでは聞こえていた 2エリアの局には拾ってもらえず、また大阪方面はほとんど聞こえませんでした。 運用場所は、ほぼ山頂でしたが、東側が平らな地形で、木がかなりの 距離まで茂っていたせいでしょうか、思っていたほどの局は聞こえてきませんでした。 年代物のシールドバッテリは、あっという間に枯れてしまうのか、 それともそれなりの粘りを示してくれるのか、と心配しながらの運用でしたが、 結果的に3時間程度はFMも含めて運用を続けることができて、オペレータの 体力と釣り合う程度には電源を供給し続けてくれました。 いつもQSOできるかどうか疑いながら機材を持っていく1200は、 当初何か壊れていやしないかと思うくらい何も聞こえていませんでしたが、 かろうじてQSOに至ることができ、まだこのトランスバータも生きていることを 証明できました。 たくさんQSOする、という意味では控えめな結果ですが、たまには 外にも出かけて電波をだしてやることができ、私の中ではよい週末に なりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.08 14:45:11
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