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テーマ:生き方上手(686)
カテゴリ:自分を変えたい
「『すみません』を使わないようにする」
貴方は何かをしてもらってお礼のつもりで「すみません」を連呼していませんか? また謝罪のつもりでも「すみません」と言いませんか? 「すみません」は状況によって色々な意味に取れるので便利ですが、すべてを「すみません」だけで済ませると今度はいいことが起こらなくなります。 元々「すみません」はお詫びの言葉なのはご存知でしょうか。 ですから何かしていただいて「すみません」と言うと、自分の力及ばず迷惑をかけました、と言う意味になってしまうのです。 ですから「すみません」は気をつけないとマイナスを引き起こしてしまう言葉なのです。 しかし謝るときに「すみません」と言うのは問題ありません。 マイナスにマイナスを掛けるとプラスになるからです。 同じようにプラスのことにマイナスを使うとマイナスになります。 これは数学でも同じです。 実際に仕事中に何をしても「すみません」しか連呼しない人がいて、1日に何回も「すみません」と言われてだんだん嫌な気持ちになりました。 特にチームで仕事をするときは滞ったお互いの仕事をフォローするのは当たり前ですし、それは悪いことではありません。 手伝わせて申し訳ない気持ちは理解できますが、連呼すると時には相手を不愉快にさせます。 一方で 「『ありがとう』は魔法の言葉だ」 と言うのは本当です。 どんな人でも「ありがとう」と心から言われて嫌な気持ちになる人はいません。 嫌々やったことでも「ありがとう」と笑顔で言われたら、ほとんどの人はうれしくなってしまいます。 意地悪な気持ち等のネガティブでやったことを「ありがとう」と言われると、きまりが悪くなったり、逆に申し訳なく反省したりします。 この言葉に数学的なマイナス×プラス=マイナスと言うのは当てはまらないのです。 もちろん「ありがとう」と言う言葉を本当に口先だけで言っていては全然効果が現れないこともあります。 しかし心をこめて言えばどんなマイナス・ネガティブなこともプラス・ポジティブなものに変えることが出来るのです。 そうはいっても今までのクセ・習慣で感謝も「すみません」と言ってしまうことは多いでしょう。 もし貴方が感謝のつもりで「すみません」と言うクセがどうしても抜けないのであれば、そのあとに「ありがとう」を付ければいいのです。 そうすれば貴方をマイナスのものからガードしてくれます。 その積み重ねが多くなれば貴方の周りはいいほうに変わっていきます。 一度試してください。 明後日は「自分のこと好きですか?」の予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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