上昇気流に乗って

「自分を好き・嫌いと感じること」

その事自体が良い・悪いと言うことはまるっきりありません。

前までは嫌いと感じる＝悪い、好きと感じる＝良い、と思っていましたが、本当はそんなこと無意味なのです。

自分を好きと感じる＝本当の心が感じることに対して素直に振る舞い、スムーズに進んでいる状態
自分を嫌いと感じる＝本当の心が感じるとおりに振舞わず、頭の知識で動き、さらにスムーズに進まない状態
なんです。

だから好きと思うなら、自分の道を歩いている、嫌いと思うなら本来と違う道を歩んでいるといえるかもしれません。

ただ、嫌いと思うから間違っているか、というとそうでもないこともあります。
ただ単に嫌だと思うのではなく、自分が何を嫌でどう感じているのかを学んでいるのか。

それが分からない限り何度でもその嫌な道を歩くことにもなるのです。

もちろん自分が嫌いな時にそんなことを考える余裕はないかもしれないです。
でもそう思うことによってちょっとづつですが、道は変わっていくのです。

もしここでほんの少し、角度で１度道をそれたとします。
1ｍや5ｍくらいではそんなに変わらないかもしれません。

でも1ｋｍ進んだら？100ｋｍすすんだら？
それはかなり大きな違いになるのです。

もし貴方が今辛い道にいて、そんなこと考える余裕なんてないわよ！と思っても、ほんの少しだけ
「コレも学びかもしれない」
「コレで私は何を知ったのか」
を考えてみてください。

全て他人や回りが悪いと思い恨み辛みを募らせるのでなく、ほんのちょっとでも自分にも何かいいことがあるのかも、と思い、思い直すことをしてみてください。

そうすれば自分を嫌う道、魂の望まない道からはずれ、本当に望む道にいけるのです。

自分を好き・嫌いと思うのは自分が通っている道をどうしたいのかを考え直すためのサインなのです。

ジャッジせず、冷静に自分を見つめなおす機会にしましょう。

次回は「改めて、自分のこと好きですか？」です。