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カテゴリ:戯れ言
結局、今日は昼ごはんに外に出ただけで家に籠って本を読んで過ごしました。
読んだ本は、以前ブログでご紹介した「Die with Zero」です。 若い時は家のローン(私の場合は新築したお店の借金)と子供の進学費用のために汗水垂らして働き 暇もお金もなく、たまの休みは河原に行って家族でバーベキューをするくらいした楽しみがなく、 自分の時間も楽しみも全て犠牲にして老後のために身を粉にして働く・・・それが美徳だと思っていました。 そんな環境でもやりくりして少しづつ貯金する・・そんな生活でした。 今、思うと自分を犠牲にしていたかどうかはわかりませんが、一つの価値観だったと思います。 60代も後半になって振り返れば、私が老後の生活のための積み立て保険を始めたのは48歳の時 それを紹介してくれた税理士の先生は当時32歳でした。 その保険が満期になる70歳の時、彼は50代半ばに到達するわけで 彼の方が人生を楽しむ可能性が残されているということです。 早いうちから、20年積み立てを始めることの優位性を感じました。 この本を読んで「人生の中で一番しなければならない仕事は思い出作り」「人生の最後に残るのは思い出だ」という言葉が大きく心に刻まれます。 お金を貯めて老後に備えることも大切ですが、自分の経験のために自己投資を惜しまないという筆者の考えがよく分かりました。 若いうちから少額でも良いから投資信託を20年、30年のスパンで始める。 老後の心配がないから子育て期も少しの時間を見つけて旅行に行けるような余裕も生まれてきます。 それに気がついた人が金銭的な心配をせず老後を楽しく過ごせるのだろうと思います。 キリギリスは寒さに耐えかねて死んでしまいますが、一生懸命働いたアリは果たして幸せだったのでしょうか? 多分、労働は美徳なので後悔はしなかったと思いますが、楽しみを犠牲にして働き続けたことには気がつかなかったと思います。 残された人生を楽しむ楽しみが与えられたら、アリは幸せだったかもしれませんね。 食事の帰り道、公園の近くを通ったら桜が見事に咲いていました。 実際は青い空に映えた桜色を取りたかったのですが、陽が強くて曇りのような写真になってしまいました。 寒くて縮こまっていた冬が次第に暖かになり気持ちも穏やかな昼下がりでした。 参加してます! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.12 22:42:35
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