ロシュフォールの恋人たちの楽しみ方
私はミュージカルが大好きだ。一時期は何かに憑かれたようにミュージカルばかり見に行っていた。父の影響で子供の頃からお芝居やコンサートを見に行くのが好きではあったが、2003年に三谷幸喜作「オケピ!」に出会ってミュージカル好きが決定的になった。「オケピ!」に加えて追い討ちをかけたのが三上博史主演の「ヘドウィグアンドアングリーインチ」だった。私の中でこの2編のミュージカルは人生を変えた名作で、すべての曲、出演者の演技を自分で再現できるようになるほど見た。ミュージカルってちょっとなじめないと言う人がいる。突然歌ったり踊ったりすることが日常とかけ離れてるということらしい。私もミュージカルにはまる前まではそう思っていた。なんかミュージカルってちょっと恥ずかしい感じがするとも思っていた。でもね、そんなことはないですよ。ものすごーくうれしかったり楽しかったり幸せな時ってつい鼻歌歌ったり、スキップしたりしませんか?ものすごーく悲しい時に音楽を聴いて癒されたり、大泣きしてすっきりしたことないですか?ミュージカルってつまりそういうことです。しかしながら私はミュージカル映画をあまり見ない。ミュージカルはライブで見るというのが定番だと思い込んでいるし、映画があまり好きではないから。そんな私が樹くんが演じている「ロシュフォールの恋人たち」の映画を見ている。原作本が探せないので映画で見るしかない。フランスのミュージカル映画を見たのが初めてなのだが、もうあまりのかわいさに衝撃を受け、画面から目が放せなくなってしまった。映像も音楽も出演者も衣装も何もかもがかわいくてポップ!樹くんのロシュフォールの恋人たちは使っているサントラの影響かちょっと重厚で情熱的で大人の男性の恋愛ってイメージで見ていたのだけど、映画を見てちょっと印象が変わった。曲調が変わるところで楽しげなタップ踏むところとか。最後のステップに切り替わるところとか、そういう変化がまさにミュージカルなのだ。樹くんの振り付けも映画の振り付けのオマージュになっていて、振り付けの宮本先生と樹くんがこの映画見たんだろうなと想像してしまう。私はこの数日、夜、寝る前に30分くらい映画版を見て、それから樹くん版を見ている。樹くんがミュージカルスターに見えて楽しくてしょうがない。今はかなり滑りこなしているけどちょっと前はどうだったんだろう?と気になって2012年の演技を見てみた。ほんの2年前だけどぜんぜん違った。ものすごく無邪気に滑ってる感じがする。どっちも樹くんなのでどっちがいいということはない。もちろんどっちも好き(笑)樹くんの影響でフランス映画にはまりそうな予感。この双子がありえないくらいかわいいです。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版 [ カト...価格:4,109円(税込、送料込)読んでくださってありがとうございます。にほんブログ村にほんブログ村