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カテゴリ:着物の話
今年は姪(7歳)の七五三の年だ。
イベント好きの姉はさっさと写真館の早割りに申し込み、着物での写真撮影を終わらせてしまい「これで七五三はすんだ」と思っていたらしい。 母と私でよくよく話を聞いてみると、なんと生まれた時のお宮参りも3歳の七五三のお宮参りもしていないと言う。 「写真は撮ったよ」と平然と言うのである。 決まりごとが好きではないな私でさえ驚いたが、母は私よりももっと驚いた。 そして、激怒した。 母の歳を考えれば当然である。お宮参りに行かずに幸せにすくすく育つか!という理論なのだから。 そこで、七歳の七五三はお宮参りをすることになった。 もう写真は撮ったのだから、洋服でも、それこそ普段着でもなんでもいいと思うのだが、母が「私が着た着物が実家にあるはず!」と言い出した。 母の七五三は60年前の話だ(笑) で、紆余曲折があったのだが、その着物が手元にやってきた。 60年前のものとは思えないくらいしっかりしている。 で、私は着せることになった。呉服屋にかつて勤めていた母がサブである。 行きつけの古着屋さんで必要なものを調達し、アドバイスをもらった。 他装は着付け教室でちょっと習ったのだがやはり難しい。今度は小さな女の子相手なのでそこも考えなくてはいけない。 古着屋さんの店員さんはアイロン台にタオルを巻き、マネキンに見立てて練習しているという。 特訓しなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.04 22:58:28
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