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カテゴリ:手塚治虫
歌上手いなぁ(笑)
で、この「火の鳥」ですけど、1978年の実写映画『火の鳥』のイメージソングでした。
声も出てるし、歌も完成度が高いですね。
この映画の出演者がすごかったんです。
猿田彦 - 若山富三郎 ヒミコ - 高峰三枝子 スサノオ - 江守徹 イヨ - 草笛光子 ヒナク - 大原麗子 グズリ - 林隆三
・・・まだまだ、他にも絢爛豪華な出演者が・・・其の辺はWikでご覧下さい(笑)
多額の制作費を投じて作られましたが、なんでも地方興行が惨敗だったとか?
そもそも火の鳥は手塚治虫先生のライフワークで、はるかな太古からはるかな未来へとその舞台を移動し、様々な時代における火の鳥伝説を
多彩な人間模様を通じて描く壮大な作品となるはずだった。
しかし、手塚治虫先生の他界によってこの世界は終了となった。
かつて、’70年代の雑誌「ガロ」において、エッセー風に書かれた手塚治虫的独白漫画によると
超過去~超未来~そこそこ過去~そこそこ未来~近過去~近未来~現代(完結編)となるはずだったのだ。
そして、物語は現代にどんどん近づいて行き、手塚治虫先生が死ぬ前に現代編、つまり完結編を描くつもりだった様です。
まだまだ描かれていない近未来も近過去も登場することなく先生は逝ってしまわれた・・・。
手塚治虫の絶筆は 『ルードウィヒ・B』『グリンゴ』『ネオ・ファースト』となっているが
勝手なファンの寝言として言わせていただくなら、この火の鳥も絶筆なのである。
連載がなされていなかったという意味で、であります。
これこそ、手塚治虫先生の集大成ともなるべき作品で、時代を超えて描かれる作品だったのだ。
若き日より描き続けた永遠の命のテーマを老人となる日まで描き続けるハズだったのだ。
残念だとか、なんだとか言っても時は戻らない。
なんてこったァ・・・(哀)
火の鳥よ、手塚治虫先生をちょっとだけ今の世に戻しておくれよ。
ホンのあと20年でいいんだよなァ・・・。
見たら…押して~♪
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