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カテゴリ:手塚治虫
2/9は”神様”手塚治虫先生のご命日でした。
1989年、平成元年の2/9に神様の世界に戻られました。
数々の伝説となる作品を残し、沢山の伝説となる漫画家たちを奮い立たせたわけです。
手塚治虫御大がいなければ、いまの世の漫画ブームはなかった。
これは絶対の自信をもって言えます。
今や漫画雑誌業界は雨上がりの竹の子状態で、新雑誌が出ては消え、消えては新雑誌が出ています。
もう何が創刊でどれが休刊で、増刊やらなにやら訳がわかりません。
売れっ子漫画家は専属契約で一社専属となり、その雑誌以外での作品展開はまずありません。
従って、新刊立ち上げは過去にヒットを飛ばし専属契約から外れた漫画家とバリバリの新人漫画家になりますね。
漫画界は清濁盛り合わせの春爛漫?とでも言えばいいのでしょうか?
この状況を生み出すもとになったカンブリア紀の創始者こそ『”神様”手塚治虫』そのものです。
手塚治虫御大が生み出した漫画の映画的手法に感化され、トキワ荘世代が飛び出し
そこから爆発的にアシスタント世代が漫画を産み出し、テレビにアニメ化の波に乗り
今につながっています。
手塚治虫御大の代表といえばやはり「鉄腕アトム」なのでしょう。
しかし、手塚治虫の本筋となる部分といえば 個人的にですが『ジャングル大帝』じゃないのかなぁ?と、思いました。
手塚治虫御大の持っている世界観というのでしょうか?映画的手法で描かれた漫画をよりドラマチックに昇華させた作品として
ジャングル大帝こそ、手塚治虫御大の本筋ではないか?と思ったりします。
元々、手塚治虫御大の世界を一つだけで代表しても意味ないかもしれません。
おっさん的に、と言うことで(笑)
漫画の楽しみ方は、人それぞれ。
手塚治虫御大の世界も、人それぞれであってもいいわけですからジャングル大帝が全てではありません。
もっともっと漫画の神様が描き出した世界は「来るべき世界」や「メトロポリス」など数々の世界観があります。
手塚治虫御大の世界をもう一度、引っ張り出して楽しまれてはいかがでしょうか?
以上、2/9は手塚治虫先生のご命日でした。
手塚治虫先生の御霊が、より高みへと登られることをお祈りいたします。
合掌
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