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テーマ:人間関係(922)
カテゴリ:あのころ(昔の話)
常識人だと言ってくれる紅ぱんさんには申し訳ないけれど、私は人生のところどころでいろんなことをやらかしております。先日書いた口紅事件のほかにも、あんなことやあんなこと・・・。
受験シーズンも終わりに近づいたある日。 3年生だった私は、同級生A君のお母さんに出会って立ち話になりました。 「ぱっぷるちゃんは(行くとこ)決まったん?」 「はい。A君は?」 「第一志望はあかんかったんや・・・」 昔から賢かったA君です。成績は常にトップクラス、どこを受けたのかは知りませんが、きっと全国でも有数のエリート校を選んだに違いない、と私は思いました。そういうところでもないと、A君が落ちるなんて考えられませんでした。 特別レベルの高いところを受けたんですね~と言うつもりの私の口から出てきた言葉は、 [高望みしたんですね~」 空気が凍り付いたのはわかりましたが、自分の言葉に気がつかず、「???」と不思議に思っていました。A君のお母さんが顔をヒクつかせながら「そ、そうでもなかったんだけど」と言っているのに、「いやいや、そんなことないですって」と笑顔でだめ押し。 帰ってから、なんであんなに顔がこわばってたんだろうと考えて、「賢い子のお母さんって、プライド高いんやな~。受けたところは受かるのが当然やと思ってるんやろな~。『あかんかった』って、自分から言うのは屈辱やったんかもしれへんな~」と、ここでもまだ気付いていない私でした。 数日後。 その話を友達にしたら、「なんちゅうこと言うねん!」と指摘されて、初めて気付きました。 えらいこと言うてしもた・・・と思っても時すでに遅し。謝りに行ってもさらに傷口を広げそうだし。しばらくは出掛けるときに、会わないように会わないようにと念じていました。 その後も、言ったつもりの言葉と実際に言った言葉が違うというのがたまにあって、いつも後になって気付きます。大人になってからは注意してくれる人もなく、非常にまずい状況です。 口は災いの元! chee*nnさんの言葉なんて、些細なものよ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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