シン・足立淳のブログ彼岸花

　昨日の続きです。さらにうどんの話。

　三軒目に行ったのは、うどん好きにはもはや説明不要の有名店、山越。帰省するたびに行ってる。



　讃岐うどんの本場、香川県には全部あわせて８００以上のうどん屋があるというが、ここはトップクラスの美味さ。ここに文句を言う人は見たことがない。誰が、いつ、どんな時に行っても満足するうどんを出してくれる。ちなみに「かまたま」発祥の地でもある。もちろん普通の「かけうどん」もあって、来るたびに「今度はかけを頼もう」とおもうのだけど、やっぱり「かまたま」と口にしてしまう。ので、今回は「かまたまやま」を頼んだ。これは「かまたま」に「やまいも（とろろいも）」をかけたもの。かまたまと同じように、しょうゆ、もしくはかまたま用のダシをかけて、よくかき混ぜて食べる。前に並んでいた人が注文したから、それに倣って注文してみたんだけど、ただの「かまたま」の方がよかったかな？　と思った。いや、美味しいんですけどもちろん。



　見てわかるようにネギがタップリ。なんでも、最近「香川県人は野菜を取る量が少ない」とかなんとかニュースで報道されて、ネギとか野菜類の天ぷらとかを多めに扱う店が増えたのだとか。

　あと、当日はあいにくの雨だったけど、ここは駐車場に傘を何本か常備しているので安心。帰りはまた店で傘を借りて駐車場に返しておく。

　四軒目は「長田ｉｎ香の香」。本当は「おか泉」に行くはずが、あまりの行列に断念して、急きょ善通寺の長田へ。…しかし、ここもまた長蛇の列。山越のときもそうだったけど、駐車場に並んでいる県外ナンバーの多いこと多いこと。香川ナンバーなんてうちくらい。近くだと愛媛、徳島、高知、岡山、福山、少し離れて神戸、和泉、堺、もっと離れて名古屋、あるいは甲府、さらには沖縄ナンバーなんてのもいた。





　ちなみに長田は、行列が長くても、流れるのが早い。理由は「かまあげ」オンリーだから。違いは「大か小」くらい。トッピングも少ないし。けどその「かまあげ」が本当に美味い。文句なく香川、ということは全国ナンバーワンのかまあげだ。麺もいいが、ダシがすごい。それにそのダシで炊いた「たこめし」も美味しかった。おススメ。




　上は長田の入口に飾ってある空海の絵。