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NPO法人「昭和の記憶」と一緒にお仕事をさせていただくことになりました。
「後世に遺す」というキーワードが一緒で かつその活動内容もウィルウィンドのベクトルに一致。 活動をされている方たちと出会ったときには感動してしまいました。 年明けから週1回の定例会議があります。 ずっと一人だったので、ちょっと新鮮で嬉しいです。 以下、12月1日に発行したメールマガジンで 「昭和の記憶」をご紹介させていただいたときの内容です。 素敵なご縁に感謝。 =========== 「昭和の記憶」という名前のNPO法人があります。 なんだか文章みたいな名称だなーなどと思いつつ(すみません、笑) ウィルウィンドの考える「後世に遺す」というキーワードそのものの ような取り組みに興味津々で、代表理事の盛池雄歩様、及び、事務局 長の和栗由美子様にお話を伺ってまいりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆NPO法人「昭和の記憶」について ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「昭和の記憶」は2003年5月に設立されたNPO法人です。 ⇒ http://www.memory-of-showa.jp/ その主な活動とは、昭和を生き抜いたお年寄りの話を聴き取り、記録 に残して公開するというもの。 しかしながら、実際の活動は1988年(昭和63年)から代表理事 の盛池雄歩様が盛池様のお婆様のお話を聴き取るところからはじまっ ていました。 そしてそれに加えて、趣味の鉄道の旅の途中で出会う方々からもお話 しを伺い、その記録をまとめて、ホームページに公開されていたそう です。 そのような活動を前身として設立されたのが、現在の「昭和の記憶」 です。 具体的な活動内容は以下の通りとなります。 1.聴き取り(無償) ご縁のある高齢者、または希望者に聴き取りを実施します。 聴き取りの結果を「昭和の記憶」のホームページに掲載します。 季刊誌にまとめて、会員向けに発行します。 2.草書化(有償) 依頼を受けて聴き取りをし、草書化します。 ご家族が聴き取りをされた場合は、原稿を元に草書化します。 3.イベント開催(無償、有償) 小中学生を対象とした「聴き取り」イベントや、三世代を対象と した「三世代・平和学習会」など、いろいろな年代の方に参加し ていただけるイベントを開催しています。 開催の1ヶ月ほど前から、「昭和の記憶」ホームページにて告知 されますのでホームページにて開催状況をご確認下さい。 実際の聴き取り内容の一部は、ホームページで公開しています。 ただ、個人情報保護法の関係で、パスワード規制をかけていますので ご興味のある方は、「昭和の記憶」事務局、mose@c22.jp までお問い 合わせ下さい。 ⇒ http://www.memory-of-showa.jp/2-1shisei/index001.html ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆後世に遺すもの ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 昭和の時代を生き抜いた方々、第二次世界大戦を確かな記憶を持って 経験された方々は、終戦当時20歳だと仮定すると、現在80歳に なられています。 多くのお話しを清家様に残されたお婆様も、一昨年亡くなられたそう です。昭和の記憶が日々失われていこうとしています。 季刊誌第一号となる「市井(しせい)の昭和史」平成17年夏号を 拝読いたしました。 戦争当時、「非常に不安定で『明日何が起こるかわからない』という 状況にみんなが慣れて(中略)自分の家が焼けてしまっても『あー、 焼けたわ』ってなもんでね。」と話される方。 関東大震災で「三歳の妹と母親は、圧死でした。」と語られる方。 辛い体験のはずなのになんだか笑ってしまう表現に親近感を覚えたり 淡々と語られるたった一行の言葉の中に込められた想いを感じて涙し たり。 歴史上の人物の武勇伝ではない、また創られた小説ではない、まさに 目の前にいる方々の記憶を共有することで、歴史の教科書で学んだ数 行の文章が本当の実感を持って心の中にしみこみます。 そしてそれをさらにリアルなものとするのは、ご家族の話を聴くこと だと私は思います。 昭和という時代に、まぎれもなく自分の血の繋がった家族が存在し、 そして生き抜いたということを実感し、その記憶を後世に伝え遺して いく。 これは、今を生きる私達の責任でもあると同時に、今、自らに与えら れたいのちの尊さを感じる、とても大切な体験でもあると思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆あなたが参加する「昭和の記憶」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 聴き取り活動は、ボランティアによって支えられており、無料です。 ゆえに、全てのご希望に応えられない場合もあるとのことでした。 ただ、「昭和の記憶」が目指していることは、聴き取り文化を日本に 根付かせること。 具体的には敬老の日を「聴き取りの日」にする、といった目標があり 促進の為に聴き取りイベントの開催もしています。 「自分史」を本人が遺したいと思うことより、「ご家族が記憶を残し たい」と思われることをサポートするのが「昭和の記憶」です。 この活動に賛同された方は、是非、お爺様やお婆様に聴き取りを実施 し、草書化を「昭和の記憶」に依頼することによって、素敵なプレゼ ントにされてはいかがでしょうか。 詳しくは、「昭和の記憶」にお問い合わせください。 ⇒ http://www.memory-of-showa.jp/ ========= メルマガ『私を後世に遺す"15"の具体的な方法』を発行中!⇒登録はこちら 現在「家系図を遺す!」で期間限定特別特典提供中です。 次回は【方法その12】あなたのカラダで想いを繋げる発展編「遺伝子を遺す」をお送りします。 乞うご期待! presented by ウィルウィンド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 21, 2005 06:06:04 PM
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