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テーマ:旅のあれこれ(10034)
カテゴリ:海外
今朝は早くから仕事なので小学校には写真を持って行けず、でも夕方、街角で昨日の赤ちゃん連れのおばあちゃんを見つけて写真渡して。
とっても喜んでくれました。こっちまでうれしくなります。 今日は山道を2時間登ってサイトへ。 案内は軍の人、なのですんごい勢いでぐんぐん登る。ばいりまんの同行者はみな土木な人たちなのでついていきますが、インドネシア人たちが次々脱落。最後は軍人さんだけ。 勝ち誇っています。。。 とてもすばらしい景色、渓流を渡る風が涼しくてとてもいいところです。でもここは2005年の大晦日、ちょうどいま宮城・岩手の地震後に起きているような堰止湖が大雨による土砂崩れでできてそれが決壊、この近くのプランテーションで働いていた人たちなどが住む50世帯が土石流で跡形も無くなり、100人近い人が飲み込まれました。 富士山がその典型ですが、美しい風景の場所ってたいてい大災害のリスクが高いんです。人を魅了する雄大な風景、それに魅せられた人を飲み込む災害。なんと言う皮肉でしょう。 被災者の復興住宅に住むミスナヤさんのお宅にお邪魔しました。娘さんは災害のときまだ赤ちゃん。ミスナヤさんは赤ん坊を抱えて必死に高台に逃げたそうです。でも小学校の事務員をしていた旦那さんは、雨が小やみになったときに家の様子を見に行って。。。。発見されたのは3日後だそうです。ミスナヤさんの涙に、今も癒えぬ災害の傷痕を感じます。
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