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最近出会った、「Holistic Transformation」というメルマガを紹介します!発行者の池沢美明さんからのご了承を頂きましたので、転載いたします。とりあえず今日は、第19号の「ベジタリアン・ダイエット」の転載です。とっても分かりやすい内容なので、楽しんで読んで下さいませ~<以下、転載> ↓ ↓ ↓ ↓ ↓★あなたが自分らしく変わるメールマガジン★ Holistic Transformation第19号 ベジタリアン・ダイエット 2004年 2月19日 ★ダイエットとは★ベジタリアン・ダイエットと聞くと、みなさん痩身法を思い浮かべることと思います。しかし、これは減量の意味でのダイエットではなく、食生活の意味でのダイエットです。ご存知の通り、英語でいうダイエットには、減量のための食事制限と、単なる食生活という意味と、二つあります。ですから、日本の食生活を「ジャパニーズ・ダイエット」、イタリアの食生活を「イタリアン・ダイエット」と言ったりすることが、あります。減量するしないに関わらず、誰でも独自のダイエットを持っていると言えます。ベジタリアン・ダイエットとは、野菜や豆類、穀物を中心にした食生活のことを指します。★なぜ、ベジタリアンなのか★日本では未だに、ベジタリアンに関して、正しく認識されてはいません。ベジタリアンであることを告げると、みんな、「肉は嫌いなんですか?」という質問を投げかけます。これは99パーセントの割合でそうですね。その度に僕は、「いや、別に嫌いなわけじゃないですが…」と返答に困るのです。では、どうして?ということになりますが、理由はいくつかあるんです。それをひとつひとつ説明していると長くなってしまうので、たいがいは、適当に流しておくのですが、するとほとんどの人がそれ以上突っ込んできません。特に知りたいわけでもないようです。基本的に、僕は人に説教するのはあまり好きではないですし、その場の空気を乱したくもないからです。しかし、最近は、そのような態度が必ずしもよいわけではないことに気づきました。知識のアンバランスが目立つからです。知らないことによって、損している状況が増えてきているからです。例えば先週吉野家が牛丼の販売を一時停止した時、客が殺到したり、中には暴力事件まで起きたそうですが、僕はとても驚きました。みなさん狂牛病が怖くないのでしょうか。騒動が起きてから日本は米国産の牛肉をストップしていますが、その前に入ってきたものが安全であるという保障はあるのでしょうか。★理由1「健康・安全」★さて、狂牛病や鶏インフルエンザが食べ物に関する安全性に疑問を投げかけている昨今ですが、その以前から、ベジタリアンの間では肉の安全性が問われていました。多量の抗生物質を使用しているためです。つまり食品添加物や農薬が気になるのでしたら、市場に出回っている肉のほとんどをまず敬遠してもいいぐらい、肉の汚染度はひどいのです。(詳しくはこちらを参照・英語ですが画像だけでもかなり楽しめます) ↓ http://www.themeatrix.com/また、肉というのは消化に時間がかかり、内臓に負担をかけます。マクロビオティック的に見ると、極端に陽性な食べ物です。さらに、肉は全体的に脂肪が多いです。★理由2 動物の権利★子供の頃、肉を食べることは当たり前で、牧場などに牛や豚がいることもごく自然なことだと思っていました。ですから家畜たちが強いられている現実を知った時、ゾッとしました。牛は生まれるとすぐ刻印を押され、ずっと管理されたまま生涯を過ごします。成長すると殺されます。豚は、狭い豚舎にぎゅうぎゅう詰めに押し込まれています。まるで満員電車に生涯閉じ込められているようなものです。鶏は、狭く光がほとんど注がない小屋に、一列に並ばされて、生涯を送ります。現在市場に出回っている食肉のほとんどは、そのような過程で生産されています。決してのどかな牧場のイメージはありません。★理由3 環境★熱帯雨林の破壊が大きな問題となっていますが、その原因のひとつが肉の生産にあります。飼料を栽培する広い土地を確保するために熱帯雨林を伐採しているのです。★理由4 食糧供給の不効率性★肉を生産するために、莫大な量の飼料が必要となり、それは穀物を生産するよりも何倍もの土地が必要になるのです。肉の代わりに穀物を生産すれば、より多くの食糧生産が可能となり、それが正しく分配されれば、飢餓の問題を解決できるのです。★理由5 肉食に関するエネルギー論★霊的成長を目指す人は、肉は食べないほうがいいと言います。カルマ的側面もあるのですが、現在の生産過程を通過した肉を口にするというのは、その動物の感情や想念も含めたエネルギーをも吸収することになります。★一人がベジタリアンになっても肉の生産は止まらないんじゃない?★という質問もよくあります。しかし、一人がベジタリアンになれば、生涯を通して多くの人に影響を与え、最低でも数十人のベジタリアンを生み出すでしょう。僕はあまりベジタリアニズムについて語らないほうですが、それでも感化されてベジになったという人は、僕が知っているだけで30人は超えます。知らないところでなっている人がいればさらにその数は上るでしょう。その30人がそれぞれ30人を生み出したら数はどんどん倍増し、結局、自分がした決断によって、大きな変化が生まれたことになります。百聞は一見にしかずという言葉の通り、話を聞くよりも、身近にそういう人がいることのほうが影響力はあるのです。そして何よりも、自分が問題の原因にはなりたくないということです。これがコンシューマリズムのポイントとなるのですが、需要がある限り、供給は続き、多くの社会問題の原因を突き止めていくと、たどり着くのは、消費者の存在なのです。★なぜ、魚はいいの?★これは僕がよく受けるもうひとつの質問です。というのも、僕は魚を食べるからです。まず、ベジタリアンの多くは、通常魚介類も食べません。魚を食べる人は厳密にはベジタリアンと呼ばないという人さえいます。同時に、肉だけに限定して魚は食べるというベジタリアンもいます。みなそれぞれ違った理由があるでしょう。僕の場合なぜかというと、これも簡単には説明できないので、次号のホーリスティック・ダイエットのところで、述べたいと思います。★ベジタリアンってタンパク質不足なんじゃないの?★タンパク質源は何も、肉や魚だけではありません。大豆をはじめとする豆類からも摂れます。実際、大豆のほうが肉よりもタンパク質の比率は高いと言われています。しかも脂肪が圧倒的に少ないのです。日本には、豆腐、納豆、味噌など、大豆からできた加工食品がたくさんあります。他にも、金時豆、うずら豆、ひよこ豆、レンズ豆など、タンパク質源は豊富ですし、最近ではグルテン食品などもあります。さらに卵を食べたりすれば、(えっ、卵はいいの?)全然困りません。なぜ、卵はいいのかって?それに関しても次週お伝えします。★実は僕、たまに肉を食べるんです★「はぁ? 散々人に説教しといてそれはないんちゃう?」「まあまあ、僕にもそれなりの理由があるのです」「何やねん、それ・・」「その辺に関しても、また来週じっくりと」●お薦めコーナー●★本『ベジタリアンのいきいきクッキング~豆と野菜のおいしい80品』鶴田 静 (著), エドワード・レビンソン (写真) NHK出版『もっと気ままにベジタリアン―魚も食べて菜食健美 健康双書』垣本 充 (著) 農山漁村文化協会 ★サイト日本ベジタリアン協会 http://www.jpvs.org/鶴田静つるたしずか ベジタリアン・ライフhttp://www.edophoto.com/ts.html(このサイトには綺麗な写真がたくさん載っています。鶴田静さんといったらベジタリアンの大御所で、数多くの本を出しています。実は、僕にとってはスクォッティング(空き家乗っ取り運動)の先輩にあたります。スクォッティングに関してはまた別の時に語りたいと思いますが、ロンドンにいた時、鶴田さんのスクォッティング体験記を読み、自分もスクォット(空き家)に住むようになったのです)まるまのお笑いベジタリアンhttp://www.marumavege.com/☆*☆━━━━━━━━━━━━━*☆*━━━━━━━━━━━━━☆*☆■Holistic Transformation■ 配信責任者 池沢美明 http://homepage3.nifty.com/art7/ まぐまぐID:0000124259 バックナンバー http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000124259 登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000124259.htm☆*☆━━━━━━━━━━━━━*☆*━━━━━━━━━━━━━☆*☆