翠の小瓶

花粉が飛んでいるのが、わかる。いやはや体がだるい。

ずっと土日も目覚ましをかけなければいけないスケジュールが続いている。今日はゆっくり寝れるかと思いきや、娘が学校のメンバーと、サンフランシスコに出かけるという。近くの駅まで送っていかなくては。またしても、朝、一番早く起きるのは、私。しかたなし。

午後からは、この前、遊びにきてくれた友人のお子さんのお誕生日会へ。一ヶ月のアメリカ滞在だったが、来週の水曜日には帰ってしまう。早かったなぁ。

２時からスタートということで、５分遅れで玄関につくように出かけたのだが、私たちがついたときに、どうやら友人を乗せたランドクルーザーが走り去っていった。どうなっているのやら。

友人の娘は昼寝の最中。友人は、注文していたケーキをとりに出かけたのだという。連れていく約束をしていた友達が、約束の時間の３０分後に来たというのだから、驚いてしまう。今までも、友人からは、友達グループは良い人ばかりだけれど、時間にはルーズと聞いていた。こういうことか。

お昼寝から覚めた友人の娘、ママがいないので泣いている。ケーキをとりにいったのよと英語で話されても、ちょっと理解していない様子。しかたないので、近付いて日本語で話しかける。あとは、子泣き爺と化す、友人の娘。私の膝からはなれない。

小さい子のお誕生日会に出たのは、ほんと、１０年ぶりぐらい。小学校の途中からは、送っていっても、親は帰ってきたのだ。この日は、だっことビデオ係りに専念した。

友人の友達グループは独身のときからの付き合い。ここ数年でみんな結婚し、子供ができたのだという。中には妊娠中の女性も。総勢７人の子供たちが、家の中で遊び、あるいは庭で膨らましてあるジャンピングハウスで遊んでいる。一緒に連れていった息子は、日本語も英語も話せるおにいちゃん。ＹＭＣＡに出かけるまでは、たっぷりベィビーシッターをしてくれた。ご苦労さま。

小さい子は、やはり母親を追いかけるのだなと思う。それがあるから、母親もやっていられるのだろう。仕事をしながらの子育ては大変だと思う。でも、「ママ！！」の一言で、全部報われることもあるのだろうな。

子供なんて、あっという間に大きくなる。子供が小さいときなんて、子育てなんて先が見えなくてくらくらしたものだが。ふり返る立場になってしまうと、もっとこうしておけばよかったと思うことがある。

仕事は、ときには中断したり、待ってくれることもある。あるいは、やりなおしも。でも、子供は、そのまま成長せずにこちらを待ってくれることはない。今しかできないことも、あるんだよと、友人には伝えておいた。

また、いつか、アメリカに遊びにおいで。

メモ。
今日は子供にも好かれるようにと、明るい香りで。