翠の小瓶

午前中、メイクをしている最中に夫が床の拭き掃除してくれている。それも私の真後ろで！！　そのままメイクを続けられず、いたたまれなくなって私も参加。もどって、続きをやろうとしたら、愛用のチークがない。ベルベットのポーチはあるのに。

狐につままれるというのは、こういうことか。何度も見返したが、結局出てこず。しかたなし。

気分を盛り上げるため、ブロンザーを頬にのせる。　

ある程度年齢が上がってくると、気をつけたほうがいいのはキラキラのラメ。毛穴が大きくなっているところだと、よけいに肌の粗を目立たせてしまう。先日タッチアップで使ってもらったシャネルのブロンザーも、ルックスはいいが私が使うと、まったく駄目駄目。

Bobbi Brownのシマーブリックのシリーズも全く駄目。

これはいけると思って去年購入したのは、ローラ　メルシエのもの。ラメではなくパールが入っているので、少しのキラ！　感は出してくれるが、アラを目立たせることはなく優秀。お勧めである。私は、黄色く浅黒い肌なのでゴールデンモザイクを使用。ハイライトとしても、シャドーとしても使える、憎いヤツである。


歳を重ねるって、吟味しないと駄目なお年頃に入ってきたってことなのよね。

さて、メイク後半戦に突入したとき、玄関のチャイムの音が。あーん、薔薇が来た、と思ったが、夫が受け取ってくれていた。

さりげなく、リビングの私の席のところに、パーセルが置いてある。よく買うなぁと、思われているかもしれない。

夫が午後は出社しなければならないので、機嫌よくお見送り。ガレージの扉が閉まるとともに、カッターを握り締めて、パーセルに突進。

結婚２０周年のお祝いに購入したとメールしていたので、ちょっぴりリボンで可愛くしてある箱が出てきた。

あんあん、幸せ！！

ユキコ・オオクラ　アウトレットさんには出来るだけ綺麗な薔薇でお願いしますとお伝えしていた。薔薇の美しいものを選んで送ってくださったとのこと。白くなっている部分も、お揃いのよう。


でも、ちょっとスモーキークオーツの色が左右違う。でも、十分！！　この子には、オッドアイという名前をつけよう。


イヤリング金具がクオーツで隠れて、ピアスみたい。

作りはとてもしっかりしている。ペラペラな感じは全くなし。珊瑚の後ろ側にも地金がたっぷりと使われていて、長い爪で薔薇をとめつけている。クオーツの部分もそう。丁寧に仕上げられている。今まで薔薇の珊瑚のイヤリングが欲しいと何度も思っていたが、今まで待っていてよかったと、品質、価格ともに思えたお品であった。

が、幸せ気分だったが、耳の裏が、なんとなく痛い。


今日のイヤリング金具も、耳たぶの裏にあたるディスクが小さかった。向かって右側は、結婚前に父が買ってくれたイヤリング。これだと、イヤリング金具　Ｍ　として売られているものかもしれない。このくらいディスクが大きいと、痛くないのに。

でも、横顔を見ていただければ、作りのよさ、わかっていただけるのでは。


さっそく、天埜真珠さんでいただいたイヤリング用のシリコンをかませる。これで、痛みも感じることなく、快適に毎日使える。


少しずつ手元にやってきてくれた、サーモンピンク色の珊瑚たち。昔は珊瑚なんておばさん臭くって嫌だと思っていたのに、変わるものねと自嘲する。

ちょっと、メモ。

女性に豊かさを与え、悪いものから身を守ってくれる効果がある。赤みが強いほど高価だが、風水では淡いピンク系のほうが強いパワーを持っているとしている。どこにつけても十分な効果を発揮するジュエリー、だそうな。

だから母は、私に珊瑚を買い与えてくれていたのかも。ネックレスは母と沖縄に出かけたとき、無理やりプレゼントされたといういわくつき。これからは、もっとつけるようにしよう。

昨日のブログで紹介したブローチの本、アマゾンでは売っているもよう。
http://www.amazon.co.jp/Brooches-Adornment-Lori-Ettlinger-Gross/dp/0847831434

楽天で見つけた小粒の珊瑚ネックレス。ダイヤのペンダントのほうが短いというのも、可愛らしいなと。