翠の小瓶

夫が夕方、笑いながらダイニングテーブルのところに来る。

息子は自分のラップトップ、私は自分のiPad、そして夫は自分のＰＣと、別々のＰＣをのぞきこんでいた。みんな別々のことをしているねぇと、夫。でも、夫は日曜日でも仕事をしているのだから、みんなで何か一緒にするには、夫にも仕事をしないでおいてもらわないといけない。はてさて、できるのかしらんと、顔を見てしまう。

５月２０日には、日食がおこる。その日食を見に行く計画を夫はたててくれている。今住んでいるとことからもう少し北に行き、そこで夕方観測。日食が終わるとともに帰ってくる。泊まりでいくことになりそうだ。

私が今iPadで読んでいるのは、和辻哲郎著の『古寺巡礼』



読み進んでいくうちに、どんな仏様だったかとあやふやなとき、すぐに検索もできる。便利になったなと思う。

この仏様は、まだ拝んだことがなかったなと、画像を見つめたり。

私の小さいときには、拝観料などとらず、仏様もいくらでも撮影できたのにと。薬師寺の礎石にできた水溜りにうつった東塔が美しかったのを思い出す。

また、子供たちを連れて奈良へふらりと出かけたいものだ。