鳥 違い
娘のところに、鳥を逃がしてしまったが、そちらでお世話になっている子ではないかとメールが入ったそうだ。しかし、メールでやりとりをしていると、鳥の種類が違うことが判明。逃がしてしまったのは3月。それからずっと飼い主さんは、自分の小鳥を探し続けているのだという。娘はメールを返信しながら、泣きそうになってしまった。飼い主さんと小鳥が、またもう一度出会えますように。娘が今手元においているオカメインコも、寒い日だったことと、たぶん野生生活になれていなかったことで、飲まず食わずで最後の望みをかけて、人間の肩にとまったのではと、娘は言っている。寒さのために丸くなってしまっていたし、部屋に連れて帰ってきたときには元気がなかったのだそうだ。ご縁を感じるという。警察とアニマルシェルターに連絡して、娘が迷い鳥を保護している情報を公開してもらったそうだ。ただ、シェルターに持っていくと、5日を過ぎると処分されてしまうので、現在は娘がオカメのベビーシッターということになっている。飼い主が現れなかったときには、今度は娘がそのオカメを引き取るか、あるいはアダプションに出すか決めることができるのだそうだ。娘はもうすっかり、そのオカメを飼う気になっている。小鳥用のカゴも週末に買いに行くのだそうだ。名前は、女の子なので、「ハナ」にするという。日本語でも、英語でもある名前にしたかったのだそうだ。大学が休みになったら、今まで飼ってきたネズミと、そしてこのハナと一緒に、車で家まで帰ってくるそうだ。ひとつ、楽しみが増えて、わくわくしている私である。