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カテゴリ:仕事
アメリカに長く滞在しすぎたかなと思う時。
日本でわがままと言われる人を見ても何とも思わなくなった時。 わがままと言われる日本の芸能人の言動を見ても、別に何でもないんでね?と思ってしまう。それくらいこっちにはちょーわがままがいるからさ。 ところで昨日からずっとサロンパスを右半身数か所に貼って過ごしている。 事が起こったのは金曜日。 クライアントとの握手の前に手でも洗っとくかとトイレに入った、入った、入った... 何が起こったのか一瞬わからなかった。 気がつくとトイレの床に倒れていた。メガネは飛び、右手はトイレの中に浸かり... ウェンディが掃除した後の床は洗剤でベチョベチョ。まぁったく拭いてなかったため滑ってこけたのさ。 唯一の救いは掃除直後だったことか。それにしても右手をこんな形でトイレの水の中に突っ込むとは... (ふと思ったのが、ダイバーズウォッチで良かったてか?) 掃除直後の床にころんだお蔭で、その日一日セーターとスカートからライゾールの匂いがとれなかった。私の部屋に入ったクライアントも匂いにドン引き。ごめんね、トイレに突っ込んだ右手キレイに洗ったから。と思いながらの握手。 これが日本で働いていた頃なら早退してただろう。が、こんなことも何とも思わずライゾールの匂いをまき散らしながら仕事したさ。 その日着ていた服はクリーニング行きとなり、翌日には床とトイレに打ち付けた右半身から痛みが。オマケに打ってないが、瞬間伸びたのか首から肩甲骨あたりの筋肉まで痛みが出始めた。 私がころんだ時、普段はちょっとやそっとのことでは動かないウェンディが飛んできた。慌てて濡れていた床を丁寧に拭き始める。と同時に聞いて来る、訴える? と。 そう、ここアメリカは訴訟社会。もし私が病院にでも行ったりしたら充分訴えることができるんだと。 別に骨折したわけでもないし、頭打ったわけでもなし。こんなもん2~3日で治るさ。訴えねぇよ。 この訴訟社会って面倒臭ぇよな。 そー言えば、日本のテレビでもちょくちょく話題に上るアメリカのマクドナルドのコーヒー訴訟事件。 はっきり言えば、まともに報道している番組は今まででゼロに近い。アメリカでなんかあった場合は訴えれば数億円と言う慰謝料がもらえる、ごね得訴訟社会ってことだけが強調される。 マックでコーヒーを買ったばばぁがヤケドして、その訴訟で大金せしめやがったって言っていたのはビートたけしだっけ? 事実は妥当な裁判結果。 と言うのも、この裁判で焦点になったのはコーヒーの温度。 このばぁさんが買ったコーヒーの温度はほぼ100℃近かった沸騰したコーヒー。フツー100℃のコーヒー飲める?フツーに飲んでも口の中ヤケドするでしょ。つまり客に出す温度ではなかったってこと。 熱湯状態のコーヒーを買ったばぁさんが、車の中でコーヒーを膝に置いた時倒れて両腿、臀部まで重度のヤケドを負った。このヤケドで歩行さえ難しい後遺症が残った。この辺りの事実はほとんど報道されず、表面だけをとって訴えたもん勝ちって間違った情報だけが独り歩きしてるよね。 まぁ、アメリカ人でさえ事実を理解していない人が多いこのマック訴訟。私もビジネスローのクラスを受けるまでは表面的なことしか知らなかったしね。が、せめてテレビで発言する人は事実を理解してからにして欲しいよな。 もし今回、トイレで転倒した私に後頭部打撲による後遺症が残って訴訟となり数億円の慰謝料をもらったとしたら..... きっと言われるんだろーナァ、便所でこけて大金せしめたって。床が洗剤の水浸し状態で注意書きもなかったって事実は報道されず。 それにしてもこれが年老いたじぃさんばぁさんのクライアントでなくて良かったさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/01/26 07:14:16 AM
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