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2007年は「エース」トリリオンカットの不調→引退、期待の「新星」パサート&ミネラロジストの未勝利→引退と上手くいかない年でした。
2006年産を除く現役馬10頭中、2007年から今に至るまでの出走頭数は5頭、勝ち数は3鞍でした。 ◇現役出走馬編◇ シンティランテ 牝4歳 5戦1勝 栗東・中尾秀厩舎 父マリエンバード×母ブライトリー(母父ブレイヴェストローマン) ティルフィング 牡4歳 10戦1勝 栗東・大根田厩舎 父タニノギムレット×母ハリウッドレビュー(母父ノーザンテースト) 4歳馬の生き残り2頭。 シンティランテは2月小倉、ティルフィングは5月中京で勝ち上がっています。 その後、シンティランテは阪神500万下を8→12着ののちに鼻肺炎で放牧、ティルフィングも小倉500万下を10→6→8着ののちに左前脚不安で放牧、と鳴かず飛ばず。 双方ともに成績不振の原因はスピード不足にあるようです。 回復は長引いていましたが、シンティランテは今年1月の園田で戦列復帰(10頭中9着)し、今週の小倉500万下(ダ1700m)に出走予定です。 ティルフィングも負荷の掛かる調教ができる状態になってきました。 この休養で大きな成長を果たしてくれていれば…と淡い期待を抱いています。 グリフィス 牡3歳 栗東・浅見厩舎 7戦1勝 父アドマイヤベガ×母ハリウッドレビュー(母父ノーザンテースト) ティルフィングの半弟となるこの仔は、8月札幌で新馬勝ち。 愛馬の新馬戦勝ちは初めてだったので、喜びはひとしおでした。 クローバー賞・コスモス賞(札幌OP)を2・3着と好走。 萩S(京都OP)は8着に終わったものの、次の黄菊賞(京都500万下)ではトールポピーの3着に。 その後は千両賞(阪神500万下)5着、中京2歳S(中京OP)8着という成績に終わっています。 派手さはないが相手なりに走るというタイプで、トリリオンカットばりの堅実な活躍を期待しています。 今年に入ってあすなろ賞(小倉500万下)を左前ツメ不安で回避。 ヒヤッとさせられましたが大事には至らず、今週の梅花賞(京都500万下・芝2400m)に登録。 芝2400mという初の長距離戦に新境地開拓といきたいところです。 テアルビジン 牝3歳 栗東・小島貞厩舎 1戦0勝 父トワイニング×母ヤヨイビジン(母父リアルシャダイ) 命名馬テアルビジン。 2005年産の最安値でしたが、無事に12月中京(芝1200m)でデビューを果たしてくれました。 昨年からブレーク中のトワイニング産駒。 その流れに乗って新馬勝ち!と行きたいところでしたが、外への逃避が響き13着と振るわず。 しかも、次走への調教過程で骨膜炎が出てしまいました。 スピードはあるという評価だけに、なんとか治癒させて未勝利戦終了までには間に合わせてほしいところです。 バイヨン 牡3歳 美浦・萩原厩舎 1戦0勝 父ダンスインザダーク×母ティエッチダンサー(母父Dixieland Band) もともと脚下に不安のあるバイヨン。 しかもパサートで印象を悪くした厩舎だけに、その動向を心配していましたが、1月中山で無事にデビューしてくれました。 芝・長距離血統と踏んで出資したにも関わらず、まさかのダート1200m。母方が強く出たようです。 結果は大きく出遅れながらの3着。最後の追い込む脚は、2000年の根岸Sで後方一気を見せたブロードアピールを彷彿させるものでした。 次走は今週土曜の東京未勝利(ダ1300m)。 鞍上の横山典も絶賛してくれていますし、確勝といきたいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/02/06 04:42:39 PM
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