|
カテゴリ:くう manger
私がマクロビオティックとであったのは、本屋さんで見つけた一冊の雑誌でした。
体に良いこと、心地よいことがしたい、と思っていた私にぴったりのタイトル。 ページをめくると、素朴なメニューだけどおいしそう。 砂糖や卵を使わない、なんて私向き!ということで買ってみました。 リバウンドに見舞われるまで、食事に気を使ったことはありませんでした。 ごはんも一週間に一度食べるくらい。味噌汁にいたっては月に数回飲む程度。 しかも具だけ食べて、汁は残すものと思っていたほど・・・ 朝はパンと決まっていたし、洋風のものを好んでました。 パスタやパン、煮込み料理、パイ料理などのレパートリーはあっても、 和食はほとんど作ったことがない、のが2年前までの私でした。 マクロビオティックは和の食文化を基礎としているので、最初は試行錯誤の連続。 昆布でだしをとることからはじまる、味噌汁作り。 玄米ごはんの炊き方。 きんぴら、ひじきの煮物、切干大根など常備菜の作り方。 (ごぼうや乾物の下準備も初めて・・・) 調味料の選び方。2年3年もののお醤油やおみそ。 精製されていない砂糖、小麦粉。 油もごま油かオリーブオイル。 車麩や高野豆腐、梅醤番茶に梅酢。 甘いものもやめられず、 りんごジュースやくず粉、クスクスの粉でタルトを作ってみたり、 乾燥いちじく、プルーン、レーズン、アーモンドたっぷりのカントゥッシュ(ビスコッティ)を作ったり、かなりはまってやってました。 食生活が変わって2ヶ月目、 二年前のこの時期、大リバンウンドに見舞われて、あえなく途中挫折。 皮膚がどんどん落ちて作られるので、高たんぱく食事にきりかえました。 うなぎや鶏肉豚肉、なんだかんだと食べて、徐々に回復し、 玄米菜食はときどき取り入れる程度に。 いま思うと、やっぱりすこし偏りすぎていたかな、と思う私のマクロビ食。 でもおかげで、お味噌汁が大好きになり、魚を焼いたり、切干大根やきんぴらを作れるようになれました。 季節の野菜にも敏感になったし、なにより和の食材に親しむようになりました。 身土不二、人と土は一体であり、大地で食べ物は作られ、人は作られる。 その心を学べて、中庸であることの大切さを教わったことがいまの体を作っているように感じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[くう manger] カテゴリの最新記事
|