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2007.04.09
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カテゴリ:ニュース
 4月9日(月曜日)
 *グエンフーチョン国会議長が、中国への公式訪問に出発した。最近は両国の関係が緊密になり、指導者の相互訪問は頻繁になった。両国の役人同士の会議は1年に1百回くらい開かれ、国境の確定など懸案の問題も話し合いで解決した。中国との貿易は1百億ドルで、ベトナムに取り最大の貿易相手国である(輸出だけ見るとアメリカが最大)。中国からの投資は377件で、合計8億ドルに達する。
 *女性の地位向上委員会は、5月に行われる国会議員の総選挙で、女性の候補者を支援しようと呼び掛けた。現在女性の国会議員は全体の27%だが、これを30%以上に増やす必要がある。共産党の内部でも、指導的な地位にある女性は全体の17%だけ、男女平等とはほど遠い。習慣に基づく偏見を捨て、女性の活躍の場を広げる必要がある。

   4月10日(火曜日)
 *グエンフーチョン国会議長は、北京で呉邦国人民代表会議議長と会談し、両国の友好を深めた。チョン国会議長は、今回の中国訪問は先輩である国から政治や経済の経験を学ぶ事だと述べ、同国の援助を要請した。中国の議長も、国会議員の相互訪問を活発にし、両国の友好と理解を深める事を提案した。(訳者注:今回は、8日間の中国滞在である。会議の後で公式接待を受け、観光名所を見学して美味い物を食べる。その様子が報道され、両国の国民は互いに相手を知る。日本の首相や大臣の訪問は、飛行場から会議場へ直行し、数時間の滞在で直ぐに帰国する。ベトナム人が、日本の政治家の個人的な様子を知る機会はほとんど無い。…以下、有料版に記載。)
 *科学技術協会の役員がハノイ市で会議を開き、ベトナムの科学技術を向上させる方法を検討した。グエンミンチェット大統領もその会議に出席し、科学者は国家の発展に大きな貢献をしていると述べ、科学者の業績を賞賛した。

  4月11日(水曜日)
 *グエンミンチェット大統領は、退役軍人中央委員会の会議に出席し、軍人は国家に大きな貢献をしたと賞賛の言葉を述べた。そして退職した軍人は、共産党や政府を助けると同時に、若者の教育にも力を注いで欲しいと語った。Phung副外務大臣も会議に出席し、WTOへの加盟やAPECサミット会議の開催など去年の実績と、世界におけるベトナムの地位や今後の国際化の方針などを説明した。
 *中国を訪問しているグエンフーチョン国会議長は、胡錦濤国家主席と会談して両国の友好を深めた。中国の国家主席はベトナムの一行に歓迎の言葉を述べ、貿易や投資を拡大し、両国の関係を更に深めようと語った。チョン国会議長は、中国の歓迎に感謝の言葉を述べ、旧来の友好的な関係を更に深めたいと語った。

   4月12日(木曜日)
 *中部のQuang Ngai省でも、共産党の功労者を表彰する式典が開かれた。グエンミンチェット大統領が出席し、前の共産党中央委員会の議長らに、金星勲章を授与した。彼等の愛国的な活動は、国家の建設と発展に大きな貢献をしたと賞賛の言葉を述べた。
 *グエンタンズン首相は教育省の会議に出席し、教育関係者の努力を賞賛した。ベトナムは国際化を進め、工業化と近代化に力を入れている。有能な人材の育成は非常に重要で、教育省は教育の水準を高めるために全力を上げて欲しいと語った。
 *中国を訪問しているグエンフーチョン国会議長は、北京から北部の黒竜江省へ移動し、同省の共産党指導者と会談し、ベトナムの現状を説明しながら貿易や投資の拡大を求めた。その後で同省の水力発電所と石炭火力発電所を見学し、発電に関する知識を深めた。

   4月13日(金曜日)
 *グエンミンチェット大統領はホーチミン市で有権者と会い、政府の政策を説明しながら彼等の質問に答えた。急速な経済発展により社会は急激に変化しているが、法律や政治は対応が遅く、様々な不都合が生じていると語った。国会が制定する法律は、曖昧な上に現実を無視しており、実施不可能な場合が多い。裁判所も改革が行われず、急増する民事訴訟に対応できない。役人の汚職も減る気配が無い、と反省の言葉を述べた。一方有権者は、政府も国会も十分な働きをしており、政治は大きく改善したと賞賛の言葉を返した。(訳者注:有権者とは言っても、…以下、有料版に記載。)
 *ベトナムの鳥インフルエンザを無くすため、世界銀行は2千万ドルの優遇融資を決め、中央銀行と融資の契約を結んだ。この病気の予防のためEUも1千万ドル、日本も5百万ドルの優遇融資を行い、ベトナム政府も国庫から3百万ドルを支出する。

   4月14日(土曜日)
 *グエンミンチェット大統領は、南部を統括する人民軍の第7軍管区本部を訪れ、軍隊は国家の建設と発展に大きな働きをしたと賞賛した。そして軍の指導者に、平時も訓練に力を入れ、国家を防衛する体制を常に整えておくよう指示した。
 *キューバの外務大臣がベトナムを訪れ、Khiem副首相兼外務大臣と、相互協力について話し合った。グエンタンズン首相もキューバの大臣と会談し、友好を深めた。
 *ホーチミン市の共産党議長らがラオスのビエンチャンを訪問し、同市の指導者と相互協力について話し合った。その後でホーチミン市の一行は、同国の首相や人民革命党の議長と会談し、両国の経済関係を強化する方法を話し合った。
 *グエンタンズン首相は、ハノイ市で開かれた科学技術省の会議に出席し、経済発展には科学技術が必要で、国際競争力を付けて工業の発展を計るために、同省は重要な任務を負っていると語った。ベトナムは貧しくて技術水準が低いから、基礎科学ではなく直ぐに産業に応用できる技術を開発するよう指示した。(訳者注:有料版に記載。)

    そ の 他 の ニ ュ ー ス
 *民芸品の製造者がハノイ市に集まり、業界の発展に関するセミナーを開いた。日本の生産性協会の代表も出席し、大分県で始まった『一村一特産』について説明した。ベトナムの村も、自慢の一品を地元の特産品として大々的に製造販売し、それで村興しを計る事を提案した。ベトナムの役人は、これに大きな興味を示した。
 *中部の諸省は協力体制と計画性が無いから、社会基盤に大きな問題がある。港湾施設は、全ての省に多すぎるほど有る。しかし全てが小さくて貧弱で、大型船は接岸できない。最適な場所に大きくて近代的な港を一つ建設し、そこから各地へ広い道路を伸ばし、複数の省が共同で使うと言う発想が無い。巨額の投資をしてChu Lai飛行場を建設したが、今のところ飛行機の乗客はほとんど居ない。緊急に必要なプロジェクトを無視し、十年先にやるべき事業を完成したが、現在は無用の長物になっている。
 *(訳者注:アメリカの国会議員4人が、ベトナムの実情を調べるためハノイ市を訪れた。この中のSanchezと言う女性の国会議員が、ベトナムの政治家や報道関係者に向かい、人権に関する問題で公然とベトナム政府を批判した。共産党の指導者は、怒り心頭に発した。ベトナムでは、政治家同士は互いにお世辞を言い合うもの。面と向かって相手を批判するなど、言語道断である。(日本では自民党と民主党の議員が互いに相手を罵るが、ベトナムでは絶対に有り得ない)。政府の機関新聞は、この国会議員はテロリストの一味で、彼女の訪問の目的は米越の関係悪化だったと、散々にこき下ろした。)
 *アメリカ政府も、上の問題を重視したらしい。新聞の記事が出た2日後に、ベトナムを訪問していたアメリカ国務省の東アジア担当役員が、急遽ホーチミン市の指導者と会談し、ベトナムは宗教の自由や個人の人権尊重で、大きな改善を示したと発表した。






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Last updated  2007.04.23 02:48:50
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